始末屋の非日常 3 《JW》

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トモヒロside









トモヒロ「 ん… 」









目をゆっくり開けると、見慣れない天井。









あれ、俺何してたんやっけ。









身体を起こすと、棚にずらりと並んだ資料。









…ここって。









ジュンタ「 あ、起きた？ 」









トモヒロ「 …ジュンタ 」









お盆にオムライスを乗せてやってきたのはジュンタ。









ここジュンタの部屋か。









ジュンタ「 よく寝たな、腹減ったやろ 」









トモヒロ「 …え、もう9時？ 」









何時間寝たんやろ、こんな寝たの久しぶりやな…。









トモヒロ「 あ、ノゾムは 」









ジュンタ「 大丈夫、みんなで手分けして世話しといたから 」









トモヒロ「 あ…ごめん 」









ジュンタ「 謝らんといて、トモヒロが何時もやってくれてる分を俺らが補っただけやし 」









そう言われても、大変だっただろうに。









ジュンタ「 食うか？俺とダイキで作ってん 」









トモヒロ「 ん、ありがとう 」









あーん、とスプーンが口元に運ばれてくるから口を開けざるを得なくて。









ここまで尽くされるとちょっと恥ずかしい。









と、ジュンタは口元に付いたケチャップを親指で拭って、そのまま自分の口の中へ。









言わば関節キス。









トモヒロ「 な、にしてんねん 」









ジュンタ「 ふふ、可愛いな 」









トモヒロ「 うるさ 」









年下やからって弄んなし。









ジュンタ「 じゃあ自分で食べや 」









トモヒロ「 …ええやんもっかい 」









ジュンタ「 本間…翻弄させんなや 」









いや、翻弄されんなし。





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