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ダイキside
ダイキ「 行くで 」
扉を足で蹴り破って、中へ入る。
ソファに堂々と座ってるのは藤堂。
こんな状況なのに、よおそんな余裕で居られるなあ。
ノゾムから銃を借りれば藤堂向けて構える。
ダイキ「 良くそんな平気で居れるな 」
ジュンタ「 仲間が死んだっていうのに 」
藤堂「 仲間？ 」
アキト「 手下だって、あの愛人やってお前の仲間やろ 」
藤堂「 嗚呼、アイツらなんか俺の玩具みたいなもんだ笑 」
ダイキ「 …なんやと 」
皆の表紙が変わったと同時に、銃を持っていた手に力が入る。
藤堂「 アヤにも言ったんだ、身の危険を感じたら自爆しろってな。本当にボタンを押すとはな笑 」
ダイキ「 っ、おま 」
A「 最低 」
俺の言葉を遮ったのは、Aやった。
A「 …あの人達は、貴方が思っている以上に貴方を慕っていたはずなのに、最低 」
俺の銃を奪えば、引き金を引く。
破裂音がして、藤堂が項垂れる。
一瞬の出来事やった。
A「 …ごめん、耐えられなかった 」
ダイキ「 … おう、 」
ジュンタ「 とりあえず、情報はUSBに入ってるはずやから皆で探そ 」
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作者名：shii | 作成日時：2020年6月20日 15時
