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リュウセイside









タカヒロ「 ここ誰か入った? 」









アキト「 いや、手つけてへんわ 」









リュウセイ「 …誰かおる 」









扉に近づいて確認すると、微かに人の気配。









タカヒロ「 どうせ残りもんの奴や…っ! 」









タカヒロが堂々と部屋に入ろうとした途端、飛び込んできたのは銃の弾。









タカヒロ「 いった、 」









交わしきれなかったのか、頬に切り傷が。









扉を盾にして中を確認すると、









リュウセイ「 …アヤさん、 」









中におったのはアヤさんやった。









鋭い目付きをしていて、前会った時とは全然ちゃう。









アキト「 おーおー、ぶっそうなもん持って 」









リュウセイ「 アヤさん、降ろして 」









アヤ「 動くと撃つわよ 」









おっと、本気やな。









どうしようかと考えていると、









タカヒロ「 …ふは、やってくれたなあ? 」









あ、やばい。









久々にタカヒロの目が怖い。









珍しく身体に傷を負ったのが、タカヒロの逆鱗に触れたんやな。









…こうなったら俺達の出番なさそうやし、見とくか。









タカヒロ「 女やからって容赦せんで笑 」









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作者名:shii | 作成日時:2020年6月20日 15時

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