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ダイキside
アキト「 いった、 」
ダイキ「 なに、どうしたん? 」
アキト「 いや昨日な?敵に挟み撃ちにされてもうて腕やられてもうてん 」
やから気が済むまでボコボコにしたったわ〜なんて笑顔で言うアキト。
考えただけで恐ろしいわ。
確かに昨日は敵も多かったし、それなりに強かった。
事前に下調べはしてきたつもりやったけど、中々ハードやったなあ。
タカヒロとノゾムは朝から筋トレ。
ジュンタとトモヒロとリュウセイはまだ寝てるんかな。Aは、
と噂してればお姫様が起きてきた。
…コレはあかんやつやな。顔は蒼白やし、汗だくで服は濡れている。
本人は大丈夫や言うとるけど無視して、手を取って俺の部屋に連れていく。
またきっと夢でも見たんだろう、たまにAが見る夢。
怖くて不安でたまらなくて、心が苦しくなった時に見るらしい。
無意識の内にストレスが溜まってるんやろうな。
何だか俺も辛くなって、落ち着かせるためにAをキツく抱きしめる。
A「 ちょ、っと」
ダイキ「 … 」
A「 ダイキ?」
ダイキ「 夢、見たんやろ 」
そう言うとAは小さく頷く。
やっぱりな。
A「 でも大丈夫だよ、もう慣れてるから 」
ダイキ「 せやけどさ 」
A「 もう、心配しすぎ。大丈夫だから笑」
少しだけ微笑んで俺の体をするりと抜けるA。
強いのか、弱いのかよくわからん奴や、本間。
A「 着替えてくるね 」
俺の心配をよそに、そのまま部屋を出ていった。
ダイキ「 はぁ 」
今日は1日様子見とかな阿寒な。
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作者名:shii | 作成日時:2020年6月20日 15時