検索窓
今日:66 hit、昨日:117 hit、合計:220,343 hit

2 ページ4

ダイキside









アキト「 いった、 」



ダイキ「 なに、どうしたん? 」




アキト「 いや昨日な?敵に挟み撃ちにされてもうて腕やられてもうてん 」



やから気が済むまでボコボコにしたったわ〜なんて笑顔で言うアキト。



考えただけで恐ろしいわ。









確かに昨日は敵も多かったし、それなりに強かった。






事前に下調べはしてきたつもりやったけど、中々ハードやったなあ。









タカヒロとノゾムは朝から筋トレ。









ジュンタとトモヒロとリュウセイはまだ寝てるんかな。Aは、









と噂してればお姫様が起きてきた。









…コレはあかんやつやな。顔は蒼白やし、汗だくで服は濡れている。







本人は大丈夫や言うとるけど無視して、手を取って俺の部屋に連れていく。









またきっと夢でも見たんだろう、たまにAが見る夢。









怖くて不安でたまらなくて、心が苦しくなった時に見るらしい。









無意識の内にストレスが溜まってるんやろうな。









何だか俺も辛くなって、落ち着かせるためにAをキツく抱きしめる。









A「 ちょ、っと」



ダイキ「 … 」




A「 ダイキ?」











ダイキ「 夢、見たんやろ 」









そう言うとAは小さく頷く。









やっぱりな。









A「 でも大丈夫だよ、もう慣れてるから 」





ダイキ「 せやけどさ 」






A「 もう、心配しすぎ。大丈夫だから笑」









少しだけ微笑んで俺の体をするりと抜けるA。









強いのか、弱いのかよくわからん奴や、本間。









A「 着替えてくるね 」









俺の心配をよそに、そのまま部屋を出ていった。









ダイキ「 はぁ 」









今日は1日様子見とかな阿寒な。

強くなんて→←夢か、正夢か



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (160 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
531人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:shii | 作成日時:2020年6月20日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。