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Aside
次の日の朝。
タカヒロとノゾム以外の皆がホールに集まる。
あの二人は相変わらず筋トレね。
ダイキ「 …まあ無事で良かったわ 」
ジュンタ「 そいつらに心当たりは? 」
アキト「 そら恨まれるような仕事してるからありまくりやで 」
トモヒロ「 …うま 」
トモヒロは私の隣で昨日買ったスイーツを頬張っている。
頭には包帯が巻かれていて痛々しいけど、特に脳に問題なくて良かった。
ダイキ「 んーじゃなんかほら、特徴とかさ 」
アキト「 特徴なあ 」
A「 …うーん 」
トモヒロ「 タトゥー、竜の 」
ジュンタ「 タトゥー? 」
トモヒロ「 うん、あの4人竜のタトゥー入っとった 」
ダイキ「 …竜、 」
言われてみれば確かに。
首とか腕にあったような気もする。
ダイキ「 なあリュウセイ、前の仕事の時に抱いた女、竜のタトゥー入っとった? 」
リュウセイ「 あー…アヤさん?タトゥー…ぁ、太もも 」
…まさか。
A「 ターゲットに、」
トモヒロ「 気づかれたって事? 」
ダイキ「 それしかないなあ 」
私達が次の標的にしていた藤堂グループ。
藤堂グループの家紋は竜だったはず。
リュウセイとの仕事の時にはこちらの存在には気づいていなかったけど、
きっとそれが裏目に出て気づかれたパターン。
アキト「 家の近くまで来てたってことは色々と時間の問題やで 」
ジュンタ「 どうすんねん、ダイキ 」
ダイキはうーん、と眉間に皺を寄せて唸っている。
ダイキ「 … 3日後、 」
リュウセイ「 …随分早まったな 」
そう。本来ならば1週間後の予定だった。
ダイキ「トモヒロは万全になるまで家に居って、その間にジュンタと俺で計画立てるわ 」
A「 3日後か… 」
この3日の内に、色々準備しないと。
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作者名:shii | 作成日時:2020年6月20日 15時