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リュウセイside
リュウセイ「 っ、は 」
アヤ「 ぁ、リュウセイくん 、っ 」
俺の下で我を忘れて求めてくるアヤさん。
近くのホテルに誘ってエレベーターの中に入れば途端に唇を奪われたから、
本間大胆な人。
リュウセイ「 はぁ、好きや 」
アヤ「 ん、私もっ 」
嗚呼帰りた、お腹すいたわ。
とっとと終わらして早う戻らへんと。
ラストスパートをかけるように、深く、深く。
と、同時に無理矢理唇を塞いで、口の中に睡眠薬を送り込ませる。
トモヒロが作ってくれた即効性のある睡眠薬。
最初苦しがってたアヤさんも、ものの数秒で眠りについた。
リュウセイ「 …ごめんな 」
せめてもの償いとして、額に口付けをする。
きっと暫くすればターゲットの所に乗り込んで始末するんやろな、
きっとアヤさんの事も。
ダイキ「 お疲れ 」
リュウセイ「 すぐ戻る 」
一言だけそう言い、服を着直して外に出る。
冷たい風が頬に当たって気持ちいい。
リュウセイ「 ただいま 」
A「 お疲れ様 」
ダイキ「 うーわ甘ったるい匂い 」
リュウセイ「 あー…ベタベタされたから付いたんかな 」
A「 早く帰ってシャワー浴びて 」
リュウセイ「 嫉妬してるん？ 」
A「 してないから、もう 」
リュウセイ「 素直やないなあ 」
そっぽを向くAの頭を優しく撫でてあげれば、気持ちよさそうに目を細める。
…こっちの方が何倍も魅力的で可愛いな、やっぱり。
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作者名：shii | 作成日時：2020年6月20日 15時
