86話 ページ39
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少し酔っているのか、
ふぅ〜とため息をついてジョンインくんがネクタイを緩めた。
この子って、本当色気あるよな…
つい、まじまじ見てしまった。
そんな私の視線に気づいたのか
ジョンインくんがこっちを見た。
JI「何、見てるんですか…？」
目がうるうるしてる…
やっぱり少し酔ってるみたいだ……
JI「…………Aさん、もう好きな人のことはいいんですか？」
「あー……うん。」
JI「……じゃあ、俺のことどう思います？」
「えっ？ちょっとジョンインくん飲みすぎたんじゃない？」
JI「……ちょっと酔ってますけど、正気です。どう思ってます？」
「どうって、優しい後輩…かな？」
急に聞かれたって困る。
JI「……やっぱりね。Aさんて鈍感過ぎますよね。色々と…」
「そうなの、かな？」
JI「俺が、どんな気持ちで優しくしてたか知らないでしょう。」
「…………」
JI「……俺じゃだめですか？まだその人のこと忘れてなくても、俺が忘れさせてあげますから……」
知らなかった…知らずにジョンインくんの優しさに甘えて…私って最低だ……
嬉しいけど、ジョンインくんの気持ちには応えられない。
「ありがとう。こんな素敵な人にそんなこと言ってもらえるのすごく嬉しいけど、ごめんなさい。もう、誰かで誰かを忘れることはしたくないんだ。」
JI「……やっぱりだめか〜…弱ってるところにつけこもうと思ったんですけどね。」
冗談ぽく笑ってる。
JI「でも、そうゆうAさんが好きでした。あーあ。それにしてもお酒の席で告白して、振られるなんて……」
JI「俺、めちゃめちゃカッコ悪いですねっあはは」
きっと気まずくならないように、
こうゆう会話にしてくれてるんだろう。
どこまでも優しいジョンインくん……
ありがとう。
「カッコ悪くないよ。ジョンインくんはとってもカッコいいよ。私にはもったいないよ…」
JI「そんなありきたりな言葉なんて聞きたくないんですよ〜」
ぷうとほっぺを膨らませてる。
「あはは、かわいい」
つい、笑ってしまった。
JI「でも、俺まだ諦めませんから。」
さっきまでかわいい顔してたのに、
急に真面目な顔になって、ドキッとした。
気まずくなるのはいやだとジョンインくんが言ったので、
そのまま話を変えて少し飲み続けた。
諦めませんから…か。
本当に素直な子だな…
私は、諦めなきゃいけないんだよね…
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塩(プロフ) - ｎｏａさん» 参考になります〜！(^^)楽しんでいただけて本当に嬉しいです！！読んでくださってありがとうございましたT^T！！ (2015年6月1日 7時) (
レス) id: 52e0d7486f (このIDを非表示/違反報告)
塩(プロフ) - mikuさん» 以前もコメントいただきましたよね？？（≧∇≦）読んでくださってありがとうございました〜！甘々！いいですね（≧∇≦）番外編がんばってみます！(^^)本当にありがとうございましたT^T (2015年6月1日 7時) (レス) id: 52e0d7486f (このIDを非表示/違反報告)
ｎｏａ(プロフ) - 話のテンポも良くて、楽しかったです。じょんいんくんとの３人のシーンとか、お友達から目線とか面白そうですね☆期待☆("⌒∇⌒")とりあえず、お疲れさまでした。 (2015年6月1日 4時) (レス) id: f63b85c446 (このIDを非表示/違反報告)
miku(プロフ) - 塩さん、お疲れ様でした(*^^*)素敵な作品をありがとう！私も番外編みたいです♪折角くっついたので、甘々な2人も見てみたいなぁって(*^^*)次の作品もたのしみに待ってますね〜p(^_^)q (2015年6月1日 1時) (レス) id: 71beadc08d (このIDを非表示/違反報告)
塩(プロフ) - xoxo...さん» 今日一気に書いてしまって、あっとゆう間に終わっちゃいましたよね^_^;すいませんT^T番外編思い浮かんだから書こうと思ってます（≧∇≦）！読んでくださってありがとうございました！！T^T (2015年6月1日 0時) (レス) id: 52e0d7486f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：塩
| 作成日時：2015年5月21日 18時
