60話ーヨナsideー ページ13
.
なんなの！？
腹がたつ！
みんなしてあの女を庇って！
YC「ヨナちゃんっ」
A先輩とジョンインが
出て行って呆然と立ち尽くす私の腕を
ユチョン先輩が掴んだ。
「あ、先輩……」
YC「俺、誰にも言わないでって言ったよね？どうしてあんなことしたの？」
珍しく優しいユチョン先輩が怒ってる…
顔、怖い……
「え……じ、事実なのか確かめたかっただけ。」
YC「明らかにみんなに聞こえるように言ったよね？」
「…………」
いつも鈍感なくせに……
YC「今日、仕事終わったら話合おう。」
「え？何で？」
どうして、A先輩のことで、
ユチョン先輩と話合わなきゃいけないの？
なんで、ヨナが怒られなきゃいけないの？
「わかった……」
そのあとの仕事は
もう、新しく発覚したカップルの話題で
持ちきりで、
ヨナがバラしたA先輩の秘密のことなど
誰も口にしていなかった。
仕事が終わると、ユチョン先輩が
私のデスクまで来た。
二人でレストランに向かう。
YC「あのさ、何であんなことしたの？」
「…………」
なんて言い訳しよう……
こんな時に限って、何も思いつかない。
YC「ヨナちゃんはさ、Aが嫌い？」
「……わかんない。」
(大っ嫌いだけど、言えるわけない…)
YC「俺さ…今まで何となくヨナちゃんがAのことをよく思ってないのとかわかってたよ。でもさ、それは俺のことを好きだからだと思ってたから、何も言わなかった。特にAに直接何かするわけでもなかったし……それに素直じゃないAと違って、感情を表に出すヨナちゃんをかわいいと思ったから…」
「…………」
YC「気づいてて、今まで何も言わなかった俺も悪いよ。でもさ、どうして俺たちこれから結婚するって決まったのに、Aにひどいことするの？あいつは充分、俺に裏切られて傷ついたはずだよ…表に出せないんだよ、Aは……それをわかってて、でも素直になってくれないAに嫌気がさしてヨナちゃんに惹かれていって、俺はヨナちゃんを選んだ。……だから、これ以上傷つけないであげてほしかった。悪いのは俺なのに…」
(ああ…今更気づいても遅い。ユチョン先輩は単純なんかじゃなかったんだ…)
ただ、黙ることしかできない。
YC「俺はさ……ヨナちゃんのこと本気で好きだったよ？」
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塩(プロフ) - ｎｏａさん» 参考になります〜！(^^)楽しんでいただけて本当に嬉しいです！！読んでくださってありがとうございましたT^T！！ (2015年6月1日 7時) (
レス) id: 52e0d7486f (このIDを非表示/違反報告)
塩(プロフ) - mikuさん» 以前もコメントいただきましたよね？？（≧∇≦）読んでくださってありがとうございました〜！甘々！いいですね（≧∇≦）番外編がんばってみます！(^^)本当にありがとうございましたT^T (2015年6月1日 7時) (レス) id: 52e0d7486f (このIDを非表示/違反報告)
ｎｏａ(プロフ) - 話のテンポも良くて、楽しかったです。じょんいんくんとの３人のシーンとか、お友達から目線とか面白そうですね☆期待☆("⌒∇⌒")とりあえず、お疲れさまでした。 (2015年6月1日 4時) (レス) id: f63b85c446 (このIDを非表示/違反報告)
miku(プロフ) - 塩さん、お疲れ様でした(*^^*)素敵な作品をありがとう！私も番外編みたいです♪折角くっついたので、甘々な2人も見てみたいなぁって(*^^*)次の作品もたのしみに待ってますね〜p(^_^)q (2015年6月1日 1時) (レス) id: 71beadc08d (このIDを非表示/違反報告)
塩(プロフ) - xoxo...さん» 今日一気に書いてしまって、あっとゆう間に終わっちゃいましたよね^_^;すいませんT^T番外編思い浮かんだから書こうと思ってます（≧∇≦）！読んでくださってありがとうございました！！T^T (2015年6月1日 0時) (レス) id: 52e0d7486f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：塩
| 作成日時：2015年5月21日 18時
