5話 ページ5
.
ガラスの壁をコンコンしながら、
BH「これね、マジックミラー。」
まだ状況を飲み込めていない私におかまいなしで、
説明を続ける彼。
なるほど…、
だから誰もこっちを見ないんだ。
BH「んで、この中から気に入った奴を指名してデートするってわけ。まあ、ディオご指名だろうけど、他の奴も見てみる？」
そう言って、
親指で部屋の中を指す。
部屋の中には、
ギョンスくんを含めて4人の男の人がいた。
みんなそれぞれ、
胸に番号をつけている。
ギョンスくんは、12番だ。
部屋の中では
パソコンをいじったり、
ソファに横になったり、
楽しそうにおしゃべりしていたりと、
それぞれが好きな事をしているようだった。
本当にデートクラブなのかな？って疑うほど
みんな普通に過ごしてる。
BH「うちは予約は一切ないから。今いる奴らの中で相手を決めるってのがルール。」
そう言って、
番号と名前だけが書かれたボードを持ってきた。
BH「これがいま中にいる奴らね。」
12 ディオ
21 チェン
88 カイ
99 シウミン
きっと、
他の人も本名じゃないんだろう。
BH「君がもしまたうちに来ても、その時ここにディオの名前がなければ、残念、ディオとデートはできません。ってわけ、わかった？」
ボードに書かれた
ギョンスくんの数字を見た時、
本当に働いてるんだ。と、妙に実感した。
「この番号は何ですか？」
BH「ああ、それには特に意味はないよ。会員様の紹介でご新規さんが来た時に、番号で指名できるようについてるだけ。」
「なるほど…」
BH「で？どうする？」
「料金ていくらなんですか…？」
BH「1時間5万円。」
「えっ！」
BH「うちはさ、キャストの人数は少ないけど、レベルは高いよ。さっきは高いって言ったけど、1時間5万なんて安いと思うけどね？」
まあ、君みたいな普通そうな若者が来るところでもないけど。って、その人が続けた。
確かに、
こんな法外な値段の場所で遊べる人間は一握りだろう。
でも、
この人の言う通り
部屋の中にいる男の人たちは
みんな男前ばかりだ。
それに、
この人だって、
すごくモテそう。
「えと…、じゃあ12番のディオくんで…」
BH「まいどあり〜」
どうしてこんなことろで
働いているのか知りたくなった私は
そのまま
ディオくんを指名した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2083人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「EXO」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
塩(プロフ) - サト丸21号地球防衛軍さん» お返事遅くなってすいません(T-T)！！！！更新かなり止まってまして……絶対に更新するのでまた読んでいただけたら嬉しいです(T-T) (2018年1月2日 2時) (
レス) id: 9c6b488e98 (このIDを非表示/違反報告)
サト丸21号地球防衛軍(プロフ) - いま20話読みました…つ、辛すぎ(T ^ T) 最高です！これからも頑張ってください！ (2017年12月23日 23時) (レス) id: 6ff5bc848a (このIDを非表示/違反報告)
塩(プロフ) - ひなさん» コメント遅くなりすいません〜〜〜！！(T ^ T)そしてコメントとってもうれしいです！！！ベクにきゅんきゅんしてもらえてよかったです！ギョンスが全くでてこず…（ ; ; ）必ず更新しますので少々お待ちください〜〜！(T ^ T) (2017年7月22日 0時) (レス) id: fb44d78c76 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - いつも読ませてもらってます！このお話のベッキョンがかっこよくて大好きです〜！ギョンスメインなのにベッキョンにきゅんきゅんしちゃいます( 笑 ) これからも更新楽しみにしてます！ (2017年7月5日 1時) (レス) id: c290ea6bde (このIDを非表示/違反報告)
塩(プロフ) - しう組さん» しう組さーん！！お久しぶりです！！！いつも読んでいただいて本当にありがとうございますー(TT)最後を考えず始めたもので…全く更新せずすみません(TT)必ずや、完結させますので…最後までよろしくお願いします(TT) (2017年7月4日 0時) (レス) id: fda5c15ee2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：塩
| 作成日時：2017年1月12日 0時
