16話 ページ16
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彼を追い払うのを諦めて、
そのまま隣を歩いた。
「あの…ベッキョンさんは正直、私のことよく思ってないですよね？」
BH「何で？」
「…最初も急に怖い顔したり…、もう来るなって言ったり…」
BH「ああ！それはさ、うちって正直グレーな商売じゃん？だから潜入とかじゃないよね〜？って思っただけ。来るなって言うのは、まあほら、お金のこととかも心配じゃん？」
「…なるほど。」
BH「うちとしてはありがたいけど、借金とかさ…されても困るから。なんか後味悪いし。」
「借金はするつもりないですよ。そのためにバイト増やしたんで。」
BH「それならよかった。」
そう言って
私の方を見てニコッと笑った。
心配してくれてたのか…
案外、優しい人なのかも。
BH「そういえば、ディオと同じ大学なんだっけ？同い年？」
「はい。そうです。」
BH「そしたら、俺とタメじゃん。敬語やめていいよ〜」
「え？…あっ、はい。」
BH「そんな固くなんないでよ。俺さ、中卒だから友達とかもあんまいなくて。」
「そうなんですか？」
人気者って感じがしたから、
何だか意外だった。
BH「だからさ、Aちゃんは大事なお客様だけど〜、俺の友達になってよ。」
突然の申し出に戸惑った。
「…わ、私でよければ。」
まさか、
そんなこと言われるとは思わなかった。
BH「ん、じゃよろしく」
そう言って差し出された手を握って
私達は握手を交わした。
BH「それにしても、大学で会えるのにわざわざお金払ってディオに会いにきてて、勿体無いとか思わない？」
「え？」
BH「あ、これは店側の人間としてじゃなくて友達としての意見な。」
「ん〜、勿体無いとは思いません。私はディオくんに会いたくてあそこに行ってるので。」
BH「ふーん、変なの。」
「自分でもそう思います。」
BH「あははっ、何だよそれ。」
「最初の日、」
BH「ん？」
「ベッキョンさんに階段であった日。」
BH「ああ！」
「実は、ギョンスくんを見かけて、こっそりついて行ったんです。それでたまたま、あそこに辿り着いて…」
BH「それであんなに怪しかったんだ。」
「それはお互い様ですよ。実際怪しい店だったし。」
BH「今ではすっかり常連のくせに。」
「あはは、そうですよね。」
不思議と、いつの間にか
彼の前で自然に笑えていた。
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塩(プロフ) - サト丸21号地球防衛軍さん» お返事遅くなってすいません(T-T)！！！！更新かなり止まってまして……絶対に更新するのでまた読んでいただけたら嬉しいです(T-T) (2018年1月2日 2時) (
レス) id: 9c6b488e98 (このIDを非表示/違反報告)
サト丸21号地球防衛軍(プロフ) - いま20話読みました…つ、辛すぎ(T ^ T) 最高です！これからも頑張ってください！ (2017年12月23日 23時) (レス) id: 6ff5bc848a (このIDを非表示/違反報告)
塩(プロフ) - ひなさん» コメント遅くなりすいません〜〜〜！！(T ^ T)そしてコメントとってもうれしいです！！！ベクにきゅんきゅんしてもらえてよかったです！ギョンスが全くでてこず…（ ; ; ）必ず更新しますので少々お待ちください〜〜！(T ^ T) (2017年7月22日 0時) (レス) id: fb44d78c76 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - いつも読ませてもらってます！このお話のベッキョンがかっこよくて大好きです〜！ギョンスメインなのにベッキョンにきゅんきゅんしちゃいます( 笑 ) これからも更新楽しみにしてます！ (2017年7月5日 1時) (レス) id: c290ea6bde (このIDを非表示/違反報告)
塩(プロフ) - しう組さん» しう組さーん！！お久しぶりです！！！いつも読んでいただいて本当にありがとうございますー(TT)最後を考えず始めたもので…全く更新せずすみません(TT)必ずや、完結させますので…最後までよろしくお願いします(TT) (2017年7月4日 0時) (レス) id: fda5c15ee2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：塩
| 作成日時：2017年1月12日 0時
