カズの隣で…。☆kazunari ninomiya☆【Part1】 (ページ5)

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♯5 イケメン揃いのサッカー部ページ5

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ｷｮｵｺ「あ、A オハヨー」

ﾄﾓ「おはようA、委員会お疲れ様。」

「おはよー」

委員会が終わり、

教室に戻ると二人は窓際の席から

何かを辿るように外を見ていた

「ん？何見てるの？」

ｷｮｵｺ「サッカー部♪」

ﾄﾓ「イケメン探しだって」

やれやれ…みたいな表情で私を振り返るﾄﾓちゃん

まぁ無理もないか

ｷｮｵｺは極度のイケメン好き

オシャレでメイク上手で、髪型も毎日違ってて

すごいモテるのに、実は誰とも付き合った事無いらしい

本人は「私好みの顔じゃなかった」とか言ってるけど、

本当は男の子と上手く話せないだけなんだよ

私はそういうピュアなところ、凄く可愛いと思うけどなぁ

ｷｮｵｺ「…うーん…やっぱり、相葉くんが１番タイプの顔かも～」

両手で丸を作って、望遠鏡みたいにしてグラウンドを眺めるｷｮｵｺ

その後ろから同じように外を見ると

砂埃の混じった風の乾いた匂いが鼻を掠めて

うっとりしたｷｮｵｺの視線の先には

凄い速さでグラウンドを駆け抜ける相葉くんの姿があった

相葉くんって足速いんだなぁ…

周りのディフェンダーは誰も追い付けてない

心の中で"頑張れ"って相葉くんにエールを送っていると

今朝の出来事をふと思い出して…

「……私の目に狂いがなかったら、

多分相葉くん人見知りだよ」

ﾄﾓ「へーそうなんだ

全然そんな風に見えないのにね」

ｷｮｵｺ「うそぉぉ！人見知り～？

やん!カワイイ!ギャップ萌え～♪♪」

って満面の笑みで言ったｷｮｵｺに

ﾄﾓちゃんの顔がさっきよりもっと飽きれ顔になったような気がした

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