【ハイキュー!!】貴方に恋をしたようです。【菅原孝支】

×番外編2× ページ48

俺の名前は菅原孝支。
烏野高校排球部副主将を務めています。
ポジションはセッターです。

こんな俺にも彼女がいます。


烏野高校排球部マネージャーの一年、橘A。


ついこの間付き合うことになりました。


幸せです。


可愛いです。



「な、なんですかスガさん」

「ん？」

「そんな見られると困るんですけど」

「気にすんな気にすんな」



俺の部屋で今は勉強中。


ついついAの顔を凝視してしまう。


ああもう、可愛いです。


彼女ってなってから、Aのことがめちゃくちゃ可愛く見える。


そっか、彼女か。



ふははと一人でニヤけていると、Aからは変な目で見られる。


「スガさん、気持ち悪いです」

「…………ごめん」


顔に力を入れて引き締めた。



スガさんも勉強しましょうよーと、手を動かしながら言うA。



それから俺は少し考えて。




「A」


「はい？」



顔を上げたAの唇に、自分の唇を優しく当てる。


柔らかくて温かい感触がして、俺は顔を離す。




「……よし」

「何がですか！！」


顔を真っ赤にしながら抗議するA。



こういうことはまだ慣れないんだよなあ、と思いながら頭を撫でると、恥ずかしそうにしながらも抵抗しないA。



うん、やっぱり可愛い。




俺の彼女は可愛くて




そんな彼女に、俺はベタ惚れのようだ。

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