記憶の欠片が３９つ ページ42
「あ〜頭いてェ
ほんとに大丈夫なんだろうなこれ……」
「土方
お帰り」
…え！？
お帰りって……
あのAちゃん！？
「？
何ジロジロ見ている
マヨやタバコには飽きたらず…
ついには私までも……？」
……キャラ違うくない！？
いつもならさ
《おい腐れ天パ何ジロジロ見ている
斬り殺されたいか？》
って言うのに！？(局中法度、
[よろず屋を憎むべし
だが、新八くんには優しくすべし]があるから)
「とりあえず、早くして
近藤さんが死んじゃう…」
「あ？」
あのゴリラが？
「……姐さんとは認めたくないけど…
いや別に近藤さんが幸せならそれで良いんだよ？近藤さんがあのメスゴリラと一緒で幸せな世界に行けるのなら良いけどやっぱりヤンデレもドメスティックバイオレンスもダメだと思う」←
……キャラ！！
後半何言ってっかわかんねェよ
「……ま、良いや
土方
今日の仕事は、もう終わった
山崎が張り込み中にＬ４ＹＯＵで、体の【ピー】部分を元気にさせてたから粛清しといた」
「……仮に……どんなことしたの……？」
聞くのも恐ろしいけどね！
「え…？
普通に、ミントン取り上げて、目の前でラケットへし折った
山崎多分今ごろ、ホシを追うのに一生懸命になってると思う
手柄あげたら、新しいのあげるって約束したし」
「……そ……そうなの……」
「？
土方風邪引いた？」
「何で！？」
「反応がいつもと違う…
いつもなら《山崎を甘やかすな》とか言ってる」
「たまには良いだろうが」
「……ま、いっか
……土方」
「今回はなんだ？」
「……現在、春雨…
第七師団、及び鬼兵隊はおとなしくなってる
だが、いずれは問題を起こす
近藤さんを守るために私はこの命を捨てても構わない」
「……何で俺にそんなことを？」
「……土方……
お前は、御姉様の死に水を取ってないからわからないと思うけど、
御姉様からのお言い伝えだ
《みんなをよろしくね？
大丈夫よ
Aちゃんなら大丈夫
……みんなを守ってね》と
土方私はお前を許さない
それ以上に、お前には生きててほしい
……土方……
次の討ち入りで死ぬなよ」
「…あ……ああ」
……本当にAちゃんって真選組命なんだな……
傾城鈴蘭でもそうだったし
ま、いっか
俺はそのあと眠った
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作者名：神無 | 作成日時：2016年3月17日 17時
