検索窓
今日:5 hit、昨日:38 hit、合計:23,026 hit

記憶の欠片が38つ ページ41

「団長


あんたが捕まえてきた女逃げたってよ」


「えー


ちゃんと、見張ってなくちゃダメだよ


いくら怪我してて、力が出ないからって


俺の大切なオモチャなんだぞ」


女ですら無いんだな


憐れ


「ま、いっか


傷が治るまで、お預けだったし」


「そんなに嬢ちゃんがお気に召したのか?」


「あの齢で、俺よりをも凌ぐ強さ…


強い子供が産まれそう」


……スゴいゲス顔


あ〜あこりゃぁ団長に気に入られたか


いつもの癖が出なかったら良いが、


嬢ちゃんも災難だなw


「まぁ居場所もわかってるから良いんだけどねぇ


どーしようかな


精神から壊すか、それとも


闘いに対する快楽を与えるか…


阿伏兎はどっちが良いと思う?」


「どっちも酷な気がするんだが……」


「んー


正直、


どっちも面白そう


あんなに強いんだもん


そう簡単には壊れない……か


でも、壊れるときって直ぐだよね


あんなのポキッと折ってしまえば墜ちるところまで墜ちゃうからねぇ」


……嬢ちゃん憐れ


逃げて正解だったな……


「あ!そうそう


阿伏兎はあいつに手を出しちゃダメだからね」


「あーはいはい


団長のお気に入りには手ェ出しませんよ」


「そう


なら良いんだけどね」

記憶の欠片が39つ→←記憶の欠片が37つ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.9/10 (8 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
11人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:神無 | 作成日時:2016年3月17日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。