記憶の欠片が15つ ページ18
「いいですか?
ここからは攘夷志士のたまり場です……す……スリッパ」
「じょーいしし?」
「警察とは違って好き放題に暴れる輩です…す……スキー」
「ふーん
仲良くなったら良いのにねこの尻尾」
「そーですねイロマ」
……なれるわけもありませんが
「なんか町行く人皆Aちゃんを見てから鼻血出してるけど……」
「多分あれっすよ……
パ○チラこうかっすよーかい」
「そうなんだねぇネクロマンサー」
「…!?」
風向きが変わった……
「どーしたのろうか?」
「……寺門さん
風向きが変わった…
私からは離れないで」
「え……まァうん」
「これはこれは
局長補佐官殿」
「……」
「お友達と仲良く見回りですか?」
「まって
私と寺門さんはお友達じゃない」
「……きっぱり言うわね……」
「本当のこと
私とお友達……
御姉様だけだから」
「おねえさま?」
「……あなたには関係ない
攘夷志士何のよう?」
「そこの女に用があるんだよ」
「……」
私はチラッと寺門さんをみた
………気丈に見えてその顔は、怖がってる
「はぁ……」
「Aちゃん?」
「私はあなたの事は嫌い
大っ嫌い
……でも……
あなたが一日局長で有る限り、私は
この命に変えてでも、局長を守る義務がある」
「公務を全うするお志見事ですが、
俺たちは、真選組の壊滅
補佐官殿にはその荷は重たすぎるのでは?」
「はっ……
私を誰だと思ってんのよ
私を殺せる人なんて限られている」
……でもすごい気合いのいれよう……
100人は軽くいる
私は短刀を寺門さんに一刀あげた
「……人が傷付くところを見たくないなら、目を瞑れば良い
でも、死にたくないのなら、これで相手を斬って」
「でも……」
「……出来るだけ、あなたのところには行かせない
でも……これだけの数じゃさすがの私でも裁けるかわからない
さっき言ったように、死にたくないのならこれで相手を斬って」
「……う……うん」
私は2刀抜刀し、相手に斬りかかる
相手も抜刀し、斬りかかる
戦場だった…
ガキッ……
「っ……」
刃が折れた…
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作者名:神無 | 作成日時:2016年3月17日 17時