新・始まりはサッカーから？２【緑川リュウジ、基山ヒロト】 (ページ27)

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エイリア学園編25～ディアム＝三浦くん～ページ27

夜、リュウジから電話がかかって来た。
彼から来るとは思ってもみなかったので困惑しながらも電話を取る。

「もしもし」

「もしもし。A、今からそっちに行くね」

「リュウジ、大丈夫なの？」

「今の所はね」

「分かった。待っとく」

今という言葉が引っかかるが、リュウジが来るというので電話を切る。
1秒後、リュウジは現れた。

「……申し訳ない」

「いいよ。それよりも、早いね」

「エイリアボールで来たからね。一緒に来てくれる？エイリア学園には行かないよ」

「……それなら良いよ」

話もそこそこに1秒後。
Aは芝生のある所に来ていた。

「着いたよ。Aも一緒に来たのには訳がある。俺とユニバースブラストを打って欲しい。良い？ 1時間しか時間はないけど」

「……良いよ。けどなんで1時間？」

今は大丈夫だとか、ユニバースブラストを打ってほしいだとか疑問は多くあるがリュウジの願いならば協力するしかない。

「あの後、俺たちは1時間だけ外に出ること許されたんだ」

「そう……ん？俺たちって？」

「大夢、出ておいで」

リュウジが呼びかかると、どこかで見覚えある茶髪の男の子が出てくる。

「この子は三浦大夢。ポジションはFWだよ」

「三浦大夢です。よろしくです」

「私は加藤A。ポジションは基本FWでGK以外ならどこでもできるよ。……もしかしてジェミニストームにいたディアム？」

グレーゾーンだとは分かっているが、記憶の中で思い当たる人物が浮かびあがったので聞いてみる。

「……はい。そうです」

「やっぱり。それとリュウジ、レーゼのとき、キャラ作ってた？」

「そうだよ。流石はAだな」

「あの……リュウジと加藤さんってどういう関係？」

大夢は敵だったリュウジと親しいのが気になったのか、今度は彼から聞かれる。

「「恋人」」

リュウジとハモリって答える。

「そうなんだ～。もしかしてエイリア学園のことも知ってたりした？」

「いや、私知らなかったの。リュウジたちが襲撃し始めた頃にたまたまアメリカから帰ってきたら、るうに助け求められて。色々びっくりしたな。エイリア学園どうのこうのより、リュウジに双子の妹がいることに一番びっくりよ」

「るう、ジェネシス計画に反対だったんだ。Aに会わせるとバレそうで」

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大夢の性格とか口調とか分からないので、キャラ崩壊してたら申し訳ないです。