新・始まりはサッカーから？２【緑川リュウジ、基山ヒロト】 (ページ3)

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エイリア学園編1～双子の妹！？～ページ3

再び日本の空港。

「一年ぶりの日本！早くリュウジに会いたいな」

「あの……加藤Aさんですよね？」

空港に降り立つなり、リュウジに似た知らない人から話しかけられる。

「はい。そうですが……」

「お兄ちゃんとヒロト君達を助けてください」

「えっと、君は？」

知らない人からいきなり助けてと言われても状況が飲み込めない。

「はい。すみません。緑川るうです。中二で緑川リュウジの双子の妹です」

彼女はどうやらリュウジの双子の片割れとのこと。通りで似てる筈だ。

「そう。リュウジ、双子の妹いたんだ……私は加藤A。中二。それで何で私の名前知ってるの？」

「お兄ちゃんが言っていたんです。お兄ちゃんの彼女さんですよね？」

「うん。それで助けてって言うのは？」

「実は……」

Aはるうからジェネシス計画のこと、エイリア学園のことを聞いた。
最初はびっくりしたけどすぐに理解した。

「つまりはサッカーでリュウジ達に勝てということ？」

「はい。そうです」

「分かった。協力する」

Aは即答した。
リュウジが心配だし何より必死にすがってくるるうを放っておけない。

「ありがとうございます！」

「いえいえ。あとタメで呼び方もAで良いよ。私もるうって呼ぶから」

「A、分かった！」

「じゃあるう、瞳子監督の所に連れてってもらえるかな？」

「うん。良いよ」

こうしてAはるうと仲良くなった。
そして瞳子監督の元へと連れてってもらった。