本編 ３０話 ページ30
昴「すみません。ああでも言わなきゃ、去ってくれそうもなかったので。」
璃「良いの。私、そもそも間違いではないわ。元々、年の近い女性は苦手で話しにくくて。」
昴「そうでしたか。」
蘭さん達のようなタイプは、関わりが無いからどう話したらいいのか、分からないのよね。
璃「私の場合、ほとんど、年上ばかりとの話しでしたから。」
昴「確かに、アメリカでも、そうですね。」
この人生の中で、年齢が近いのは、３つ年下の新くんと、２つ下の志保ちゃんくらい。
でも、２人は、私より年下でありながら、大人びているもんだから、年上みたいなものだし。
昴さんは、２７歳の大学院生になってるけど、実際は、３２歳から３４歳くらいらしいし。
璃「恋人だと思われたのは、なぜかしら？」
昴「大人が、居候先とはいえ、女性を連れ込むというのは恋人くらいでしょうが、璃さんは、僕の恋人というよりは、妹でしょうね。」
璃「ふふふ。ありがとう。」
また、昴さんから、嬉しい一言が！
妹認定されました！
璃「これなら、むしろ、変装して、昴さん似の妹ちゃんで来るべき………だったかしら？」
それなら、怪しまれずに………いや、新くんから説明されてない時点で、変装が出来ないわ！
昴「変装、出来るんですか？」
璃「ええ。有希ちゃんに教わったの。」
昴「つまり、有希子さんの、お弟子さん？」
璃「そうなるわね。」
女優になるわけでもなかったので、なんで学ぶ必要が………って感じだと思う。
しかし、いつか、必要になる時が来ると、父が有希ちゃんに頼んだのよね。
璃「あ、有希ちゃんに頼めないときは、私が、その変装、チェック出来ますけれど、さすがに男性には、変装が出来ないの。」
昴「……君だと、身長が足りないからですか？」
璃「うっ！小柄なのは、母に似ちゃって…！」
昴「１５５cmくらいでしょうか。しかし、君がチェック出来るなら有難いです。有希子さんをわざわざ呼び出す訳にも行かないからね。」
璃「ええ、アメリカにいるもの。」
だから、私が、彼らに、呼ばれて、選ばれたんでしょうね。
新くんや昴さん達の手助けになるように。
………そうなんでしょう？優作おじさま。
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月姫@日向うさぎ(プロフ) - 琥珀さん» こちらこそ、さっそく、ありがとうございます！はい、頑張ります(*´∀`)♪ よろしくお願いします。 (2017年5月7日 19時) (
レス) id: a974538f12 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - 早速読ませていただきました！新しいシリーズ、ありがとうございます！これからも楽しみにしているので、投稿頑張ってください！！ (2017年5月7日 17時) (レス) id: 2ea1012c84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月姫@日向うさぎ | 作成日時：2017年5月6日 13時
