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未来予想図 本編 14話 ページ14

「零兄〜!
ひさびさっ!秀兄はどこっ!?」

久しぶりに会う義理の兄に世良が飛びついた。

よく見る光景だから、俺たちは気にしない。

「秀一さんならリビングで新聞読んでいるよ。
日本の最近の様子が知りたいらしいよ?」

ニコニコと俺たちをリビングに案内する。

「…あら、赤井さんって新聞読むのね?
想像が付かないわ。」

「確かに。あんま想像出来ないよね〜。」

志保、黒羽、確かに、俺も優雅にスナイパー
してるとことか、優雅にタバコ吸ってっとこ
しか想像出来ないが…

本人の前で言うか、それ!?

「志保、想像出来なくて悪かったな。
俺も新聞くらい読むさ。」

新聞を華麗に机に置き、吸っていたタバコを
消すと…

スパダリオーラというか、なんなんだこの人!
ってくらい、男臭い色気を醸し出しながら、
赤井さんが近付いてきた。

「赤井さん、お久しぶりです。」

「ボウヤ、元気してたか?」

会った瞬間、赤井さんは、俺を撫で始めた。

コナンの時からそうだけど、赤井さんも降谷
さんもよく俺を抱っこしたり撫でて来たりする。

「むー赤井さん!?もうコナンじゃないんで、
子ども扱い、やめてもらえますかね!?」

この人といい、降谷さんも、なんで、いつも、
いつも、俺を子ども扱いするんだ!?

俺、もう、コナンみたいなガキじゃねーぞ!?

「ボウヤだけじゃないさ。真純も志保も快斗
くんも、まだまだ俺にとっては子どもだよ。」

「そうですよ!!
特に、君達は我慢しすぎるんです。
僕らくらいには甘えて欲しいね。」

「ハハハ。ありがとうございます。」

こういうところが、この人達に敵わないん
じゃないかと思う。

俺は、小さい頃から父さんが推理小説家を
している影響で、ホームズみたいな探偵や
推理小説に興味を示していた。

父さんも母さんも破天荒で自由人な性格
してっから、特に何も言わなかったが…

園児の頃から幼馴染の蘭や園子でさえも、
俺の話には着いて来れない。

だって、小学生や中学生が事件の話しする
んだぜ?

まぁ、高校生や大学生ならまだ分かるかも
しれないが。

幼馴染の蘭と園子は、なんだかんだ慣れた
らしく一緒にいたし、サッカー仲間も一応は
いたけれど…

俺が周りの人と何かが違うのは幼い頃から
感じていた。

そういう意味では孤独感を感じていたかも
しれない。

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設定タグ:名探偵コナン , 新志快世良赤安 , 大学生探偵   
作品ジャンル:アニメ
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胡蓮二嘉 - いいですね!ただ、世良ちゃんの出番もっと増えれば良き。 (2020年5月29日 20時) (レス) id: 5a89568ca4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月姫@日向うさぎ | 作成日時:2017年4月22日 20時

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