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未来予想図 本編 11話 ページ11

夕飯後。

黒羽と世良が自分達の家に帰って、
ベルは自分の部屋に戻って行った。

俺と志保は、ソファに座りまったりと
お互いに本を読んでいる。

毎日、飲んでいるが、志保の煎れる
コーヒーは美味しい。

コーヒーにしようとしたが、夜のため、
身体に悪いと、志保に紅茶にされてしまった。

「今日は、いつもより賑やかだったわね。」

「ああ、そうだなー。良い報告もあったしさ。
志保、楽しめたか?」

「そうね、あまり人多いのはまだ慣れないわ。
でも、楽しめたと思うわよ?」

いつになく嬉しそうでなによりだ。

今日は、いつもより可愛くないか?

「そうか。来週もまた賑やかになるぜ?
黒羽とさ、サプライズ考えるつもりなんだ。
おまえも協力しろよ。」

ニヤリと、ちょっとどころかとても悪どい
笑みを浮かべ俺はいろいろ考える。

「工藤君、貴方、その顔、見てみなさい?
いつもより怖いわよ。」

「そうかぁ?ふつーじゃね?」

「…貴方って、ほんとドSよね。」

「大丈夫、大丈夫。
特に、黒羽は、KIDん時で慣れてっからさ?」

「なら、いいけど。あら?貴方にしては、
珍しいジャンルの本を読んでいるわね。」

俺が今読んでいるのは『古事記』だ。

確かに、志保の言う通り珍しいかもしれない。

「まあな。星座と関連してるギリシャ神話とか
ローマ神話は有名だから、知ってるんだけどな。
あと、源氏物語とか平家物語とかも。」

推理小説以外だと、歴史系の本が多い書斎に、
なぜか、神話系が少ない。

まぁリアリストな探偵はあまり興味を示さない
分野かもしれないが

何かの役に立つ知識かもしれないと思い、
読んでいる。

「…そうね。源氏物語や平家物語とかなら私も
読んだことあるわ。けど、古事記や日本書紀は
あまり読まないわね。」

「だろ?だから、読んでみたんだ。」

「へぇ〜、そうなのね。そういうのは読まない
タイプだと思ってたわ。」

「俺も。けど、海外で探偵として活動する時、
宗教的な国や神話が有名な国でさ、自分の国の
神話とか知らねーと恥ずかしい思いするときも
あるかもだし。」

「…それもそうね。一応知識には、日本人なら
入れてもいいかもしれないわね。」

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設定タグ:名探偵コナン , 新志快世良赤安 , 大学生探偵   
作品ジャンル:アニメ
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胡蓮二嘉 - いいですね!ただ、世良ちゃんの出番もっと増えれば良き。 (2020年5月29日 20時) (レス) id: 5a89568ca4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月姫@日向うさぎ | 作成日時:2017年4月22日 20時

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