嫁2 ページ3
Aside
『乱歩？ほら、起きてよ。ご飯できてるよー』
おはようございます。
私は江戸川A。
江戸川乱歩の嫁です。
乱歩｢ん〜！あと少し……」
乱歩は朝が弱い。それはもう小さい子並に。
だからいつも起こすのが大変なのだ。
『……仕方ないなぁ』
私はそっと乱歩のそばに座り、乱歩が起きることを耳元で囁く。
『起きたら、キス、私からしてあげる』
乱歩｢ﾋﾟｸｯ………おはよう！｣
ほら、起きた。
『おはよう。ほら、早く着替えてご飯食べよ？今日は久々の出勤だから早く行くよ？』
そう言い残して立ち去ろうとするもバシッと腕を捕まれ引き込まれる。
乱歩｢キスは？｣
『……そろそろ、キスなしで起きてよ』
ﾁｭｯ……
乱歩｢んふふ、それは無理だ！Aのキスがないと1日が始まらないからね！｣
『全く、子どもなんだから』
｢そう！子どもだ！父上は甘えん坊！僕の方がしっかりしていて母上を困らせたりしない！｣
スパーンっと襖を引いて現れたのは我が息子。
『歩(あゆむ)、壊れちゃうでしょ？静かに開けて』
歩｢ごめんなさい｣
叱るとあっさり認めて謝るとても理解の早い子。
乱歩に似て秀才のようで4歳ながら日本語はもうペラペラ。
乱歩｢はっはっはっ！早速困らせてる！歩に僕が超えられるわけがないだろう？｣
高笑いをしながら私を抱きしめる乱歩。
それを見て｢母上から離れろー！｣という歩。
これが我が家の日常だ。
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シア - 最新お願いします！！ (1月12日 7時) (
レス) @page6 id: 5afea0a2a0 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 続きを楽しみにしてます！！ (2021年5月5日 14時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑 - こういう小説を待ってましたｧｧｧｧ！こういう感じの乱歩さんが大好きです！大変だと思いますが更新頑張って下さい！ (2019年6月7日 15時) (レス) id: 8f1f373125 (このIDを非表示/違反報告)
鬼姫海咲 - 続いたら良いなぁ！！ (2019年4月23日 3時) (レス) id: 5b9b2060aa (このIDを非表示/違反報告)
曇莵鍍(プロフ) - マイさん» うぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ！！！？？？？ (2018年7月1日 10時) (レス) id: c0bdb3abfe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：曇莵鍍 x他1人 | 作成日時：2018年4月11日 20時
