【テニプリ】せーの！邪道ヒロイン伝説！！

邪道ヒロイン8 ページ9

よし、ガムを貰いにいかなくては。


え？授業？

ガムの方が大切に決まってる。



「ルンルンルーン♪」



テンションが上がって仕方ないよ。

緩みすぎているだろう頬を、両手で押さえた。



「ルンルンル……グハッ」



スキップしながら廊下を進んでいると、誰かに思い切り衝突した。


わ、わ、わ、私の鼻がぁああああ！





「鼻カムバックぅぅ！」


「いってぇー…。どこ見て歩いてんだよ！」


「鼻……っ、鼻っ」


「おいブスッ！」



ん？


ん？


ん？




「ぶ、ぶす？」



アイアム ニホンゴワカリマセン！

アイドントノー！

ブス？ナニソレオイシイノ？




「アンタ、潰すよ？」



怖い、怖い。

何この子。


いや、確かにボケた私が悪いですけども。



何で髪の毛ぐにょぐにょなの？


私が悪いのか？

私がボケたのが原因か？


それでワカメみたいになってんの？




「ワタシハタベテモオイシクナイヨ」


「誰も食べねぇよ！てか何で片言なんだよ！」




わお。

鋭いツッコミいただきましたー。


いやぁ。最近の若者の進歩はすごいね。

Aたん驚いちゃったよ。

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