シリーズ最初から読む | 作品のシリーズ [完結]
心なんて名ばかりで
空虚だけが存在していたんだ
彼のことなんて
信じてなんかいなかった
大嫌いだった
「惚れたんだよ、お前に」
どうして
「理由がいるのか?」
信じてしまったの
「お前が欲しい」
欲してしまったの
「お前が呼んだら、すぐに駆けつけてやるよ」
愛して、しまったの
それが
どれだけ許されないことなのか
知りもしないで
「咲間を、吸収する」
絶望を与えたのは彼だった。
希望を与えてくれた彼だった。
心を教えてくれた彼だった。
“うそつき”
信じるなんて、しなければよかった。
この想いに名前すら与えず
彼は私を闇へと引き渡したんだ
ねぇ、景吾
「好きになんて、ならなければよかった」
さようなら
* * *
この作品は【氷帝】冷血ロボットの続編です。
そちらお読みください。
※盗作はご遠慮ください。執筆状態:完結
289人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
芽衣(プロフ) - とてもおもしろかったです!また氷帝でお話書いて下さい! (2022年8月11日 21時) (レス) @page48 id: 32987be3d0 (このIDを非表示/違反報告)
SHINO(プロフ) - 雪さん» こちらこそ、ありがとう。ずっとずっと待ってます。 (2016年4月30日 21時) (レス) id: e7993006ee (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - SHINOさん» 嬉しい。本当にありがとう。またここで書けるようになったら、ノックルに声かけさせてもらうね。ありがとう。 (2016年3月27日 16時) (レス) id: aa65fe3b36 (このIDを非表示/違反報告)
SHINO(プロフ) - 雪さん» この作品はマクシムのことを考えながら完結させた。マクシムがいなかったら跡部様を書こうなんて思わなかったと思う。素敵な経験をさせてくれて、ありがとう。優しい言葉をありがとう。私の作品に素敵な感情を宿してくれてありがとう。本当にありがとう。 (2016年3月19日 11時) (レス) id: e7993006ee (このIDを非表示/違反報告)
SHINO(プロフ) - 雪さん» ありがとう本当にありがとう。最後まで読んでくれてありがとう。私は何度もマクシムに助けてもらったから、何をしたら恩返しになるか、って考えて、小説以外ないな、って思ってこの作品を書きました。だけど本当は自己満足で、マクシムへの感謝を忘れたくなかったんだ。 (2016年3月19日 11時) (レス) id: e7993006ee (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:SHINO | 作成日時:2016年2月7日 12時