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「内緒やで。
俺、彼女出来てん。
ちょっとだけでも会いたいから、
少し抜けて、後からみんなと合流するわ」
報告したら、
いつもみたいに、はしゃいで、
バシバシ背中でも叩いてくるかと思ったのに、
七瀬が傷付いた顔したから・・・
あっ、ヤバイって。
今更、焦っても遅い。
「そう。
それってもしかして・・・
A先生？」
七瀬の勘は鋭い。
俺が顔に出やすいんかな。
気持ち、引き締めんと。
「なんで分かったん？」
「分かるよ。
A先生、亮ちゃんのこと、
前から大好きやもん」
・・・え？
俺やなくて、A先生の方？
「なんでそんなに驚くん？
A先生、前々から亮ちゃんの大ファンやん。
やからこうやって抜擢して・・・
亮ちゃんに巧みに近付いて・・・」
「巧みに近付いてなんかないって。
俺の方が先に惚れてん。
ずっと男としては見てもらえてなくてさ。
やっと付き合えることになってんで」
「違うよ。
亮ちゃん、騙されてる。
亮ちゃんの気持ちぐらい、
簡単に操れるんやって。
A先生は魔性の女やもん」
ここで七瀬とやりあうてる時間がもったいない。
「騙されててもええねん。
俺、本気やから」
話、切り上げて、車に乗り込む。
気が急いてしゃあないねん。
けど・・・
渋滞にはまってもうて、
全然、動けへん。
これなら電車のが早いぐらいや。
やっとマンションに着いたのは、
夜の２０時前。
A先生は、
２１時半には蓮くんの塾の迎えに行ってまうから。
もうあんまし時間ないやん。
マンションのエントランスのエレベーターホールでで、先回りしたらしい七瀬が俺を待ち伏せしてた。
「亮ちゃん、行かんといて」
思い詰めた泣きそうな顔して、
駆け寄って来る。
売れっ子女優のくせに、
こんなとこ来て・・・
記者に撮られへんか、
ヒヤヒヤする。
「行かないでもなんも、俺の部屋や」
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マッキー(プロフ) - 相手が年上って所がこれまた嬉しくて、ニヤニヤしながら読んでます♪どんどん年上設定お願いしたいくらいですー（笑） (2018年2月21日 19時) (
レス) id: 91ea55fdc2 (このIDを非表示/違反報告)
aoi(プロフ) - はじめて感想を書きます！すごく文章の感じが好きで、他の作品も今読ませてもらってます！続き、楽しみにしてます！ (2018年2月19日 20時) (レス) id: 52caf79dd0 (このIDを非表示/違反報告)
ひみさ(プロフ) - 新作公開ありがとうございます(*^^*) すばる君のお話、キュンキュンしました〜(///∇///) 亮ちゃんのお話、続き気になります〜(*^^*) (2018年2月14日 0時) (レス) id: 76e38abfc7 (このIDを非表示/違反報告)
りり(プロフ) - foolさんの新作☆しかも亮くん（ ; ; ）嬉しすぎる・・・リアル設定なのかな？初めてですよね？(←質問攻め笑)亮くんにグイグイ来られるなんて、もう〜想像も出来ないくらいヤバいです(＞＜)続きも楽しみにしてます♪ (2018年2月13日 18時) (レス) id: ac3afc1999 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fool x他1人 | 作成日時：2018年2月13日 9時
