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急に振られたせいか、
マルが、
「むほっ」
変なむせ方して、慌ててるかと思いきや、
「２年前からやけど・・・
まあ僕の話はええやないですか。
今日は亮ちゃんと霧野先生の話が聞きたいわぁ。
どんなバレンタインを過ごす予定なんかなあ」
すぐに俺に返ってきた。
「もうええって」
言いつつ、ちょっと自慢したい気もする。
「俺も知りたい。
霧野先生みたいな大人の女の人、
どう口説いたん？」
章ちゃんにストレートに聞かれて、
「ど直球やで。
何回も何回も断られてな。
そんでもめげずに、
ガンガン好きやから付き合うてって、
言い倒してたら・・・」
ついつい馬鹿正直に答えたものの、
真壁監督がきっかけになったんは、
なんとなく言われへん。
あの時、真壁監督に追い詰められへんかったら、
きっと、今もまだ俺らの関係は、
進んでなかった。
A先生、めっちゃ堅いもん。
何か、きっかけがないと、
よう踏み込まんかったんやと思う。
「言い倒してたら？
どうなったん？」
章ちゃんに先を促された。
「そしたらな、おととい急に、
二人きりで飲みに行ってもええって言うてくれて。
そっからは、大人やし？
分かるやん」
あかん。
にたにたしてくる。
「ふうん、
亮ちゃんからやねんや。
けど今は、霧野先生の方が亮ちゃんに夢中やろ？
撮影見学ん時、めっちゃ可愛い乙女の顔してはったもん」
マルのセリフに、
本格的ににやけが止まれへんなってもうた。
「やろ？
あいつな、案外、素直ちゃうねん。
最初から俺のこと好きやったくせに、
意地はってただけやねんて」
つい、調子ぶっこいてるやん。
「亮がのろけるところ、初めて見たわ」
章ちゃんに笑われてもうたわ。
無理なんは百も承知で、
今すぐ会いたなってきた。
せめて声が聴きたい。
もう寝てるよな。
なんでこんなに好きになってもうたんやろう。
自分でも分かれへん。
分かれへんまんまでえっか。
ずっとA先生の海に溺れときたいから・・・
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マッキー(プロフ) - 相手が年上って所がこれまた嬉しくて、ニヤニヤしながら読んでます♪どんどん年上設定お願いしたいくらいですー（笑） (2018年2月21日 19時) (
レス) id: 91ea55fdc2 (このIDを非表示/違反報告)
aoi(プロフ) - はじめて感想を書きます！すごく文章の感じが好きで、他の作品も今読ませてもらってます！続き、楽しみにしてます！ (2018年2月19日 20時) (レス) id: 52caf79dd0 (このIDを非表示/違反報告)
ひみさ(プロフ) - 新作公開ありがとうございます(*^^*) すばる君のお話、キュンキュンしました〜(///∇///) 亮ちゃんのお話、続き気になります〜(*^^*) (2018年2月14日 0時) (レス) id: 76e38abfc7 (このIDを非表示/違反報告)
りり(プロフ) - foolさんの新作☆しかも亮くん（ ; ; ）嬉しすぎる・・・リアル設定なのかな？初めてですよね？(←質問攻め笑)亮くんにグイグイ来られるなんて、もう〜想像も出来ないくらいヤバいです(＞＜)続きも楽しみにしてます♪ (2018年2月13日 18時) (レス) id: ac3afc1999 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fool x他1人 | 作成日時：2018年2月13日 9時
