その３４ ページ5
スマホを仕舞うと同時にワルサーＭＰを使って特殊弾で反撃をする。
痺れ薬と入れた弾、当たれば貫通せずに弾が体内に残り、痺れ薬で動けなくする。
『まだまだ、これから！！』
孤軍奮闘、一騎当千、まさにその言葉通り、一人で次々と倒して行く。
『くっ！！』
左肩を銃弾が掠った。
見上げればスナイパーライフルを持った狙撃手。
一瞬出来た隙に容赦無く銃弾が飛んでくるのとAが煙幕を放ったのは同時だった。
「捕まえたか！？」
「煙が酷くて見えません！！」
煙が消えた頃、Aが立っていた場所にあったのはスーツを纏った丸太だった。
『まさかスーツを脱ぐことになるとはね』
一瞬の間に狙撃手を倒し、戦装束のAが再び降り立つ。
【小烏A、左肩負傷、味方無し、ゲートまであと５００ｍ】
２人の青年がモニターに映された情報を見ている、ふと赤メッシュの入った茶髪の青年が動く。
「ちょーつえーじゃん！！手合わせしてみてー！！」
そんな青年を横目に溜め息を吐いたメガネをかけた青年が鳴った電話をとる。
「は？私達が？私達は…聞けよ」
青年が不満を口にする前に上からの命令だけ言われ電話を切られ、思わず毒を吐く。
「赤、仕事だ、僕達で小烏Aを捕まえてこい、だそうだ」
「えー！！オレ手合わせはしたいけど課がちげーじゃん」
「僕だって断ろうとしたが上からの命令だ、行くぞ」
メガネをかけた青年が打刀を手に部屋を出ようとすると、茶髪の青年が大太刀を手に後を追う。
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音也 - 前作と今作、両方一気に読ませてもらいました！マイナーな刀剣好きなんですね！私も大好きです！特ににっかりさんとパッパのコンビなんてもう、ホント最高です！今は更新停止になっていますが、作者様がまたこの作品を更新してくださるまで待っていますから！ (2019年3月27日 10時) (
レス) id: ddbe8a73a8 (このIDを非表示/違反報告)
彩和 もい(プロフ) - 更新頑張ってくださいヽ(*´∀｀)ノいつまでも待ってますので！( pﾟ∀ﾟq) (2018年2月21日 3時) (レス) id: cf97d4a08d (このIDを非表示/違反報告)
ひね(プロフ) - とても面白いです！！！更新頑張ってください！！！！ (2017年11月26日 17時) (レス) id: 56b97f5ced (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：李孤 | 作成日時：2016年10月26日 19時
