【stpr】組長娘と婚約者候補【な組】Part4

#138 ページ7

〜るぅとSIDE〜

そうして僕たちが案内された部屋。

「ここは莉犬とるぅと、こっちはさとみところん、あっちはジェルとななもり。」

二人一部屋か。

「元俺の部屋やん」

ジェルくんはここにいたときと同じ部屋らしい。

「ずっと空き部屋だったからなー」

僕らが部屋に入るとそこそこ広い部屋だった。

「布団は押し入れ中入ってるから寝るときに出せよ」

「「はい」」

僕と莉犬は荷物を置いて座る。

「何日で片付くかな、るぅちゃん」

「早くて明日か明後日、かかって数日かな」

「それくらいが妥当だよねぇ……」

あとは僕らの気力が持つかどうか。

僕らの力の源は今やAさんとなっている。

愛しい人と何日も会えないとなると流石になぁ。

帰ったら抱きしめていいか速攻聞こう。

とりあえずみんなにもそれは話すけど。

じゃないと見られたときの制裁が嫌なので。

僕は黄色の石が嵌め込まれたリングを見る。

リングは切れ目がないことから永遠などとの意味がある。

あと僕が送ったリボンバレッタ。

意味は約束、そしてリングにも約束という意味がある。

知らないにしてもまるで運命みたいです。

ただチェーンがあると一気に怖い言葉になるんですよね。

束縛っぽい言葉になるというか……。

そういえばさとみくんは「Aさんになら束縛されてもいい」

とか言ってたなぁ。思考が乱れる……。今は目の前のことを考えるべきだ。


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いや本当言ってましたよね、本当に好きな人ファーストって。

本気で好きだったらゲーム中呼び出されても辞めてすぐ行くし。

束縛するってことは不安だからして安心できるならされてもいい。って。

見終わった瞬間作者の第一声「さとみくん、私と付き合お」とか言った(笑)

いや、あの人何なん？胸の大きさもさして関係ないらしいし。

束縛OKだし本当に好きな子ファーストだしイケボだしイケメンだし。

唯一駄目なのは変○なとこだよ。

それ以外は非の打ち所がない自慢の彼氏にならないわけない人ですよね。

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