【stpr】組長娘と婚約者候補【な組】Part3

#123 ページ41

さとみがお茶を吹き出すのも無理はなかった。

私は今、なーくんとキスをしているのだから。

少し長い時間唇を重ねていたが離す。

そして質問する間も与えず次はさとみにもキス。

そして同じくらい長い時間唇を重ねて離した。

「…はぁっ…」

「ど、どうしたんですか！？いきなり！」

「他のみんなは…よかった来てない」

顔を真っ赤にして焦る二人。

「あのさ、聞きたいんだけど……二人共、いやみんなさ、私以外とキスしたよね？」

それも何回も。そう言うと二人は石のように固まった。

「誤解しないでください！仕事で仕方なく！！」

「中々落ちねぇ女はこうでもしねぇと駄目なんですよ！！」

私の疑問、それはみんな妙にキスが手慣れていることだった。

それはどうやら咄嗟の行動でも出ていたらしい。

「可笑しいと思った、みんなキスが上手いんだもん」

正直言うのも恥ずかしいけどちょっと気持ちいいとすら思ってた。

「俺の方が何故かそうゆうの駆り出されてるんですよ…ジェルくんと共に」

「このな組で一番キス上手いのあいつですよ」

よく女落としてたなら嫌でもキス上手くなるよね。

「はぁ、そうゆうことね、じゃあ用はこれだ、けっ！？」

去ろうとすると二人は私の手首を掴んで座り込ませた。

「いやいや、されるだけされて帰すのは無理ですよ〜？」

「俺らにも意地はあるんで付き合ってもらいますよ？」

二人の瞳がまるで獲物を捕らえたがらがら蛇のようだ。

これは……やりすぎたかもしれない。


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るぅちゃん、ころちゃん以外がいいな。

誰しよう、と思ってルーレット出たのがこの二人です。

うん、マジで。

決してコメントくださる一人の読者様と自分の得のためではありません！

まぁあとは消去法で。

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