【stpr】組長娘と婚約者候補【な組】Part3

#100 ページ18

〜莉犬SIDE〜

あー…もうここ数日まともに寝れてないよ。

ジェルくんの事故チューのせいだかんね！

そもそもジェルくんが俺にぶつかったのが悪いんだから！

Aさん連れてきた俺にも非はあるとは思うけど…。

あれから何日経過したっけ？3日くらいかな……？

「り、莉犬くん？フラフラしてるけど大丈夫？」

「ころちゃん……あはは…かれこれ3日間平均睡眠時間4時間だよ……」

「うええ……どんだけ事故チュー気にしてんの？」

むしろころちゃんは何でそんなに普通なの？

適当にも程があるでしょ。

「いやー余裕持たないとキスする前に倒れるよ？組長に怒られるよ？」

それは勘弁したいな。

「たかが不可抗力のキスで気にして倒れるアホがいるか！」とか言われそ……。

「とりあえずキスのタイミングが大切だよね、うーん」

やっぱり不意打ちはNG？許可は取るべき？それとも宣言？

雰囲気はやっぱり大事かな……。

どうしよ、考えすぎてマジでぶっ倒れそう。

「お前ら何してんの？」

さとちゃんはなんかスッキリした顔してる。

まさかキス…やった？

「何をどうしたらできたの？キス」

うーわ、ころちゃん直球〜。

「話の流れで」

こっちもムードもクソも無い。

もうちょい雰囲気作りなよ、相手もポカンだよ。

せめて俺はくらいは雰囲気作ってあげないと。


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ついに祝☆100話〜！

いや〜ここまでくるとは…。

結末は決まっているのにそこに持っていくまでが長い作者ですみません。

夢主さんも少なからずは意識してるんですけどね！？

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