【stpr】組長娘と婚約者候補【な組】Part3

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なんて話してた数日後。

ようやくみんなが元に戻った頃。

「Aさーん！」

莉犬が私の部屋に来た。

「どうしたの？」

「ちょっとちょっと」

私の手を引いて歩いていくとそこは6人がよく集まっているところ。

襖を開くと赤、青、緑、黄色の丸が書かれてるものがある。

「…ツイスターゲーム？」

「はい！ころんが暇だって言ってたんで！」

うわぁさとみ悪い顔。

「面白いからAさんに見ててもらおうかと！」

まぁ暇なのは暇だったしいいか。るぅともるぅとで悪い顔してる。

「見るだけなら」

「勿論見るだけですよ！好きな人に変なことをさせられないので！」

ジェルさらっと恥ずかしいことを。

「じゃあ、まずはそうだなー俺とさとみくん行っとく？」

「えー、なーくんなんか圧やべぇんだよなー」

なーくんとさとみかー。

ツイスターゲームは身長小さいのは結構デメリットだよね。

「じゃあさとみくん右足青！」

いつの間にかルーレット持ってるしころん。

「なーくん右手赤！」

楽しそうだねるぅと。

それが2分程続き。

「なーくん、右手緑！」

「そういえばなにか罰ゲームでもあるの？莉犬」

じゃないとこんな続くわけないよね？

「ロシアンルーレットです」

なんの？

「わさびチョコです」

甘味と辛味とは……。甘辛系はあるけど……。

辛味って痛覚らしいからなー。

そんな話をしている間にも白熱してた二人だけど。

「さとみくん、右足黄色！！」

「待って！それ無理っ！！」

という声とともにドスンと音。

さとみが尻もちをついたためアウト。

「勝った！次は利犬くんとジェルくん！」

「俺勝てる気しなんだけど！」

「ぜってー勝つ！」

正反対の二人だな。

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