#33 ページ38
〜るぅとSIDE〜
何で僕一人残すんですか！
いや病人に手を出すなんてことはしませんけど！
仮に篁さんと間違えて「身体拭いて」とか言われたらどうしろと！？
いや、それだけはどうしても阻止しなければ…僕の指を守るために。
「お嬢、柏木です」
で来たの柏木さんですか、お願いすることは出来ないか。
「お粥、ありがとうございます」
僕が受け取ると笑顔で去っていく。あの人なんで組にいるんだろう。
とても組の者とは思えないくらいの爽やかな人ですよ。
「Aさん、お粥食べてください」
薬を飲むにはまず食事。
「ん…」
流石に子供のようにヤダヤダを駄々をこねることは無さそうだ。
だけど風邪なため手つきが危ない。火傷しかねない…仕方がない。
「僕が食べさせてあげますから大人しくしててください」
そう言ってお粥とスプーンを奪い取りお粥を少し掬う。
恥ずかしいけど火傷しないように息をかけて冷ます。
「はい、口開けてください」
「…あー、ん……」
なんか思ったよりも雛どりに餌を与えてる気持ちになった。
そう思うと緊張は少しとけてなんなく食事は終了。
「はい、お薬飲んでください」
こくんと頷いてすっと薬を飲む。
薬ならヤダヤダと駄々をこねるのではないかと心配したが杞憂だったようだ。
薬を飲むのを確認すると眠るだろうと思い立つことにしたのだが。
Aさんが立ち上がろうとする僕の服の裾を掴んで離さない。
「……やだ、そばにいてるぅと」
どうやら篁さんと間違えているわけではないようだ。
まぁ風邪になると心細くなりますからね。
「分かりました、寝るまでそばにいます」
そう言って頭を撫でると目を閉じて裾を離してくれた。
眠りについたのを確認したあと僕は小さく呟く。
「早く治してくださいね？じゃないと口説けませんから」
そう言っておでこに手を当てて手を通してキスを落とす。
だってこれを知ったらみんなキスするでしょう？
そんなの考えたくないです。そう考えながら音を立てないように僕は部屋を出た。
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夏那子 - 君という神話という歌があるんですけどその「遠い神話にならないで」がもう代弁してくれてます、好きなアニメ絶対被らないなと思って同じだったときの衝撃がすごくって…桃色さんとは猫派なのと血液型同じです (2022年10月21日 23時) (
レス) id: 99395c908e (このIDを非表示/違反報告)
まき - 更新お疲れ様です！私も紫橙のペアで1番好きな曲です..！！！早く戻ってきてほしいですね...私推しとの共通点逆に全然ないんです🫠 (2022年10月21日 23時) (レス) @page45 id: e611edab71 (このIDを非表示/違反報告)
夏那子 - ちなみに何故推しが紫さんかというと…前世双子かと思うくらい共通点ありすぎて (2022年10月20日 23時) (レス) id: 99395c908e (このIDを非表示/違反報告)
夏那子 - いつもコメントありがとうございます！最推しは紫さんです最近はもう空想エレクティカ聴いてますね…あのバスクチーズケーキとかパンケーキに付き合わせてるのいいですよねー、奏可愛いですよね！美人さんです (2022年10月20日 23時) (レス) id: 99395c908e (このIDを非表示/違反報告)
まき - いっぱい更新お疲れ様です！最推し..紫さんですか？橙さんですか...？最推しが戻ってきた時に散財しましょ！ 私ゲーム内の東雲姉弟の絡みがとても好きです...prsk内の最推しは奏ちゃんなんですけどね（ (2022年10月20日 22時) (レス) id: 75a4a8cd6c (このIDを非表示/違反報告)
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