独占彼氏=06 ページ7
澤「何か...言い訳は?」
「「何もないです。遅れてすみませんでした」」月
威圧感のある大地さんの笑顔が私たちを問い詰める。言い訳とか考える余裕ないですから、その笑顔。
菅「もう、大地!その辺にしときなって。初めての遅刻なんだし大目に見てやりなよ」
烏野の母こと菅さんが大地さんを宥める。蛍もホッと胸を撫でて下ろしていた。
澤「はぁ、もういっていいぞ」
やっと大地さんからの威圧感から解放された。
月「ごめん、止まんなくてやりぎた。僕のせいだからAは土曜のことだけ考えててよ」
「...ん。ありがと」
月「行ってくる」
「いってらっしゃい」
そんな可愛いこと言って蛍は部活に戻った。
なんか最近デレてるな...うちの彼氏。まぁ、私としては意地悪されるよりはいいのだけれど。
影「なぁ、どうしたんだよ?今日遅かったな」
「え?!う、うん...ちょっと忘れ物をね...あ、あはは」
嘘つくのが苦手な私は完全にバレるってくらい引きつった笑顔で誤魔化す。バレますよ。はい。
影「あぁ...月島か...」
「...はい///すみません...///」
まぁ、こんな事も中学の頃からの中だからこそ飛雄には正直に言える。蛍と付き合う時だってそうだ、飛雄に一番最初に話した。
影「...あのさ、今日部活終わったら、いい?」
「ん?いいよ?」
影「分かった。じゃあ、練習戻るわ」
「は〜い。頑張ってね」
影「ん」
そう言って、飛雄も練習に戻っていった。
.
.
.
.
全「お疲れした!」
体育館に部員の元気な挨拶が響き渡る。
やっと部活が終わり皆が部活へ向かう中さっき飛雄に言われたことを思い出す。
「蛍!ごめん、今日先に帰ってていいよ?飛雄に呼ばれちゃったからさ...」
月「...王様に?」
明らかに不機嫌になる蛍。
月「ヤだね、ここで待ってるよ。Aは僕の彼女デショ?」
「分かった」
渋々だがなんとかなった。
帰りを待っててくれるなんて嬉しいって気持ちもあるんだ。
でも、待機していた困難は刻一刻と迫っていた。
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紫希(プロフ) - 月猫花*さん» お、おぉ!!w大丈夫ですか?!いや、応援して下るのに私も応援しないわけには!! (2015年7月2日 19時) (レス) id: 8f166dd658 (このIDを非表示/違反報告)
月猫花*(プロフ) - 紫希さん» えっえっえっ?私の目、使い物にならなくなった見たいです。拝見するって…ふおお!大丈夫てすか?目が腐りますよ?wwwありがとうございます。牛乳吹きました← (2015年7月1日 20時) (レス) id: f9e067ca33 (このIDを非表示/違反報告)
紫希(プロフ) - 月猫花*さん» え、性格良くないですよ?!w感動だなんて…照れますよーw月猫花*さんの作品も次痒ある時に拝見させて頂きますね! (2015年7月1日 20時) (レス) id: 8f166dd658 (このIDを非表示/違反報告)
月猫花*(プロフ) - なんなんですか?性格までいいんですかwww←ありがとうございます!もうほんと感動です (2015年7月1日 20時) (レス) id: f9e067ca33 (このIDを非表示/違反報告)
紫希(プロフ) - 月猫花*さん» ありがとうございます!かっこいいツッキーを書くことが出来ているなら良かったです(*゚v゚*)もうすぐ完結するので次回作もツッキーにするか前向きに検討させて頂きますね!!月猫花*さんも頑張って下さい!!陰ながら応援させて頂きますね♪ (2015年7月1日 19時) (レス) id: 8f166dd658 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫希 | 作者ホームページ:http://ameblo.jp/natukack
作成日時:2014年9月20日 20時