独占彼氏=30 ページ31
あの二人の事件の後、取り敢えず家に帰る。
家に帰るとすぐに蛍からの着信。
少し躊躇ってしまったけど、通話ボタンをタップする。
「も、もしもし…」
月「もしもし?!…ごめん、今日は…カッとなって」
申し訳なさそうな切ない蛍の声。
「ううん、少し驚いただけだから大丈夫だよ」
少しでも蛍には申し訳なく思ってほしくない。
月「いや、アレは僕も悪かったから…明日は一緒に部活に行こう?教室まで行くから」
「うん」
いつもより少し優しい声色で言う蛍にじゃあねと言って電話を切る。
明日は、普通にしておこう。
.
.
.
放課後がやって来て教室に蛍が迎えに来る。
月「A…行こう」
「うん」
人前なのに躊躇なく手を繋いで行く蛍。
月「ちょっと、照れないでよ…僕も照れるデショ…」
赤くなった顔を見られないようにする蛍。
そして、体育館に着く。
もう、日向や他の部員達が部活を始めていた。
清「今日、大丈夫?」
清水先輩が心配そうに私の顔を覗き込む。
「あ、はい!大丈夫です!」
清「そう、良かった」
ふふっと安心した様に笑う清水先輩に自然と私の緊張も解けた。
その後も部員のスポドリを補充したりとマネの仕事をせっせとこなす。
日「A!!危ない!」
新しい用具を補充していた時日向の叫び声が聞こえた。
日向がスパイスしたボールが私が作業をしていた近くの壁に跳ね返って私の頭に直撃した。
皆が慌てた顔でこちらを見ていた。
…私が見たのはそこまで。
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紫希(プロフ) - 月猫花*さん» お、おぉ!!w大丈夫ですか?!いや、応援して下るのに私も応援しないわけには!! (2015年7月2日 19時) (レス) id: 8f166dd658 (このIDを非表示/違反報告)
月猫花*(プロフ) - 紫希さん» えっえっえっ?私の目、使い物にならなくなった見たいです。拝見するって…ふおお!大丈夫てすか?目が腐りますよ?wwwありがとうございます。牛乳吹きました← (2015年7月1日 20時) (レス) id: f9e067ca33 (このIDを非表示/違反報告)
紫希(プロフ) - 月猫花*さん» え、性格良くないですよ?!w感動だなんて…照れますよーw月猫花*さんの作品も次痒ある時に拝見させて頂きますね! (2015年7月1日 20時) (レス) id: 8f166dd658 (このIDを非表示/違反報告)
月猫花*(プロフ) - なんなんですか?性格までいいんですかwww←ありがとうございます!もうほんと感動です (2015年7月1日 20時) (レス) id: f9e067ca33 (このIDを非表示/違反報告)
紫希(プロフ) - 月猫花*さん» ありがとうございます!かっこいいツッキーを書くことが出来ているなら良かったです(*゚v゚*)もうすぐ完結するので次回作もツッキーにするか前向きに検討させて頂きますね!!月猫花*さんも頑張って下さい!!陰ながら応援させて頂きますね♪ (2015年7月1日 19時) (レス) id: 8f166dd658 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫希 | 作者ホームページ:http://ameblo.jp/natukack
作成日時:2014年9月20日 20時