独占彼氏=26 ページ27
学校に着くと忠くんが『やけにご機嫌だね』と声をかける。
「へへっ」
と馬鹿みたいににやけてしまう。
月「ほら、教室行かないと遅れるよ?」
「はーい」
返事をして教室に入る。
まぁ、蛍と仲直り出来たからって全て元に戻ったわけじゃない。
まだ...飛雄との問題が残ってる。
部活にはマネージャーとして再入部した。
放課後部活に行くと主将や副主将、その部員の皆がすごく心配してくれてて。
『おかえり』って言ってくれた時は流石に皆の前で泣いてしまった。
その時、皆が居るにも関わらず私を抱きしめた蛍には私も驚いたし、皆目が点だった。
その時、チラッと蛍が飛雄に視線をやったのが見えてしまった。
蛍が変わったのが分かった。
部活後部室に皆が戻る。
私も清水先輩と一緒に仕事をやってしまう。
菅「いや〜でもさ、月島があんなに大胆なやつだとは思わなかったな」
菅さんが蛍に話しかけてるのが聞こえてドキッとしてしまう。
月「いや、普通デショ?好きな人が泣いたら胸かしません?」
大「...いや、本当に意外だな〜月島」
大地さんの声色から本当に意外だったというのがひしひしと伝わってくる。
月「あと、あそこで僕が行かなかったら悪い虫が来ちゃうんで」
菅「そ、そうなのか...まぁ、今日は意外な月島の一面が見れたから良かったよ」
大「そうだな」
清「顔、真っ赤だよ?」
「え?!あ、その...はい///」
清「Aちゃんも、無防備だと月島怒っちゃうよ」
ふふっと美しい顔で笑う清水先輩。
「そうですよね」
清「頑張って...応援してるし、何かあったら相談してくれて構わないから」
恥ずかしそうに言う清水先輩が言うから私も少し恥ずかしくなった。
でも、嬉しかった。
「ありがとうございます」
月「あの、仕事終わりましたか?」
清「うん、もう行っていいよ?」
「あ、ありがとうございます」
月「じゃあ、お疲れした」
「お疲れ様でした!」
清「お疲れ」
前より清水先輩と仲良くなれた気がしてちょっと嬉しかった。
一人ニヤニヤしながら蛍の隣を歩いて帰った。
348人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紫希(プロフ) - 月猫花*さん» お、おぉ!!w大丈夫ですか?!いや、応援して下るのに私も応援しないわけには!! (2015年7月2日 19時) (レス) id: 8f166dd658 (このIDを非表示/違反報告)
月猫花*(プロフ) - 紫希さん» えっえっえっ?私の目、使い物にならなくなった見たいです。拝見するって…ふおお!大丈夫てすか?目が腐りますよ?wwwありがとうございます。牛乳吹きました← (2015年7月1日 20時) (レス) id: f9e067ca33 (このIDを非表示/違反報告)
紫希(プロフ) - 月猫花*さん» え、性格良くないですよ?!w感動だなんて…照れますよーw月猫花*さんの作品も次痒ある時に拝見させて頂きますね! (2015年7月1日 20時) (レス) id: 8f166dd658 (このIDを非表示/違反報告)
月猫花*(プロフ) - なんなんですか?性格までいいんですかwww←ありがとうございます!もうほんと感動です (2015年7月1日 20時) (レス) id: f9e067ca33 (このIDを非表示/違反報告)
紫希(プロフ) - 月猫花*さん» ありがとうございます!かっこいいツッキーを書くことが出来ているなら良かったです(*゚v゚*)もうすぐ完結するので次回作もツッキーにするか前向きに検討させて頂きますね!!月猫花*さんも頑張って下さい!!陰ながら応援させて頂きますね♪ (2015年7月1日 19時) (レス) id: 8f166dd658 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:紫希 | 作者ホームページ:http://ameblo.jp/natukack
作成日時:2014年9月20日 20時