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295時間目 ページ44

「え、えっ!?キ、キキ、キスマーク!?」







顔を真っ赤にさせて聞き返す私。
動揺しているのが丸わかりだ。


だって、これまでカルマ君以外の人とお付き合いしたことがないから、そんな単語を聞くことなんて滅多になくて。


わなわなと体を震わせながら、ギュッと自分で自分を抱き締める。



大丈夫だ、落ち着け。
カルマ君はからかっているだけだろう…

ん?でもこの状況でからかう人っている?
ついさっき仲直りをした直後に?

…それはないな。そんなときに人をからかうほどカルマ君も馬鹿じゃないし。



……ということは、本心で言っている?







「冗談でこんなこと言うほど、俺は恥を捨ててないよ」







とは言っているわりに、真顔ですよね。


カルマ君は私の気持ちを見透かしたかのように言葉を口にした。

透視能力でも持ってるの?…カルマ君ならありえるな。




そしてカルマ君は私の鎖骨に、ちゅ、と唇を落とした。




次いで来る、少しの痛み。

何だろうと思い見てみると、視界の関係でよくは見えなかったが、紅い華が咲いていた。…ような気がする。







「…え、これって」



「キスマーク」



「は!?え、なんでっ!!?」







あまりに突然のことに思わず立ち上がる。
…ことは出来ずに、腰から地面へと崩れ落ちた。



ただ今は、目の前にいる赤い髪の彼がしたことを信じられなくて、呆然とするだけだった。

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シノア(プロフ) - カズさん» ありがとうございます!今から速攻で作ってくるので!(30分はかかるけど←)少々お待ちください! (2015年11月29日 9時) (レス) id: 3b934ef546 (このIDを非表示/違反報告)
カズ(プロフ) - パート9楽しみにしまくってます!! (2015年11月28日 0時) (レス) id: c85cd56ee7 (このIDを非表示/違反報告)
シノア(プロフ) - 山ちゃんさん» 返信遅れてすみません!あれっ、勘づくの早すぎじゃないですか(笑)雪の正体は、まぁ後ほど…。好きだと言ってもらえて嬉しいです!遅い更新ですが頑張ります! (2015年11月18日 21時) (レス) id: 3b934ef546 (このIDを非表示/違反報告)
山ちゃん(プロフ) - すごい好きです!!この小説!!雪の本名って・・・ (2015年11月7日 16時) (レス) id: 3a7d5177e3 (このIDを非表示/違反報告)
シノア(プロフ) - ネタ切れ林檎さん» 返信遅くなってごめんなさい!まあ、ノリでなんとかなるよねきっと!(震え声) (2015年11月2日 9時) (レス) id: 3b934ef546 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もちもちシノア | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2015年6月28日 22時

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