292時間目 ページ41
「で、どうするの？もう逃げられない状況になったけど」
私は腰が抜けて動けない。
つまり逃走は不可能。
もう、話すしかないの…？
いや、それは私のプライドが許さない。
口を真一文字に結ぶとカルマ君はため息をつく。
「はあ…まだ言う気にならない？」
「絶対に言わないから！」
これにはさすがにカルマ君も腹が立ってきたのか、イライラしていることが態度に出ている。
私はふい、とそっぽを向くと、ついにカルマ君も本当にキレたようだ。
カルマ君は私を無理矢理立ち上がらせると、座ってしまわないように腰に手をかける。
「ねえ…そろそろ話したらどう？」
ゾッとした。悪寒がする。
カルマ君を怒らせると、こんなに怖いのだと実家する。
が、今になって話す気は、毛頭ない。
「何があっても言わないから！」
「……あっそ。じゃ…」
カルマ君は冷たくいい放つと、私の首もとに顔を埋めた。
どうしたのだろうと疑問に思っていると、首筋に痛みが走る。
「いっ…！？」
「…言わないと、もっと痛くするよ」
私は余裕な態度をしているが、内心は…
こっわぁぁぁ！カルマ君怖！！
え、なに？そんなキャラだったっけ！？
何そのどっかの小説であるような甘々な展開は！今は全然甘くないけど！
と、凄くパニック状態である。
カルマ君は躊躇いがなくなったようで、堂々と首筋を噛む。痛い。
少し制服をはいで今度は肩の辺りをガリ、と噛む。
それが数回続いたあと、満足したのか彼は噛むのをやめた。
これで一安心かと思いきや、今度はキスをされた。
表現するならば、貪りつくように乱暴なキス…といったところだろうか。
口内に何か入ってきた、と思う暇もなく舌を絡めとられる。
「ふぁ…っ」
彼の舌から逃げようとするも、至るところから絡めとられるので難しい。
恥ずかしさと恐怖で涙が出てくる。
噛まれた痛みで少しは立てるようになったと思ったらこれだ。
また腰が抜けそう。
足がガクガク震える。
目からは涙が止まらない。
こぼれた涙が、カルマ君の頬へ落ちる。
そこでやっと私が泣いていることに気づいたのか、やっとキスをやめ、地面へと降ろしてくれた。
ーーーー
私にそういうシーンは書けない…
ちなみにキスしてる場所は人が少ない路地裏？みたいなところをイメージしてください
そのほうが都合いいので←
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シノア(プロフ) - カズさん» ありがとうございます！今から速攻で作ってくるので！(30分はかかるけど←)少々お待ちください！ (2015年11月29日 9時) (
レス) id: 3b934ef546 (このIDを非表示/違反報告)
カズ(プロフ) - パート9楽しみにしまくってます!! (2015年11月28日 0時) (レス) id: c85cd56ee7 (このIDを非表示/違反報告)
シノア(プロフ) - 山ちゃんさん» 返信遅れてすみません！あれっ、勘づくの早すぎじゃないですか(笑)雪の正体は、まぁ後ほど…。好きだと言ってもらえて嬉しいです！遅い更新ですが頑張ります！ (2015年11月18日 21時) (レス) id: 3b934ef546 (このIDを非表示/違反報告)
山ちゃん(プロフ) - すごい好きです！！この小説！！雪の本名って・・・ (2015年11月7日 16時) (レス) id: 3a7d5177e3 (このIDを非表示/違反報告)
シノア(プロフ) - ネタ切れ林檎さん» 返信遅くなってごめんなさい！まあ、ノリでなんとかなるよねきっと！(震え声) (2015年11月2日 9時) (レス) id: 3b934ef546 (このIDを非表示/違反報告)
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