【暗殺教室】転生って次元をこえるんですか。8

257時間目 ページ5

少しの間話していたが、今は何時だろうか？
家を飛び出してきたから、親がお怒りな気が…



そんな私の気持ちを察したのか、時雨さんは私を家まで送ると言ってくれた。







「気持ちは有難いんですが、さすがにそれはちょっと悪いですよ…」







時間も時間ですし、

と言うと、時雨さんは説明してくれた。







「心配は無用です。こちらの空間と、あなた方人間の住まう世界では、時間の流れが違いますから」



「そーそー！だから、お母さんに怒られることはないと思うよ？」







ミカさんも便乗して説明してくれる。







「こっちと下界ではね、う〜ん…どのくらいの時差があるのかなぁ。

　えっと、もしこっちの世界に一年間いたとするでしょ？そうすると下界では、約一ヶ月半の時間しか経ってないの」







半年も経っていないなんて！


驚いていると、時雨さんがまとめてくれた。







「とりあえず、こちらの空間は時間の流れが速いということを覚えていてくだされば、問題ありません」



「なるほど〜。じゃあ、今はもしかして…」



「一秒にもみたってないんじゃない？」



「うわ…なんか色々とすごい」







ならば心配はいらないと思い、安心して話を続ける。

時雨さんが話す。







「とりあえず今日は、この辺にしておきましょう。ではAさん、また後日伺います」



「伺われるのは困るんですけど…」







そのあとは、時雨さんに転移魔法というもので、家の前まで送ってもらった。

魔法って便利だね。

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