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267時間目 ページ15

その日はなんだか眠れなかった。
なぜかは分からない。ただ…悪寒がするんだ。嫌な感じの。



目を閉じると、背中がぞわっとして…寒気がする、みたいな…




こんなんじゃ、いつまで経っても寝れないよ…

布団を頭まで被り、必死に寝ようとする。
しかし、今度は声が聞こえた。








“ 起きて ”








「____、ッ!?」








何?今の…

声が聞こえた…ううん。“聞こえた”というよりは…



“響いてきた”?



頭の中に、直接…誰かが話しかけてる?





心はかなり動揺しているのに、頭は冷静。
自分でも変だと思う。


すると、また同じ声がした。







“__どの、……と、て_”








今度は雑音がまざって、よく聞こえない。






「何?聞こえない。ねえ、貴方は誰?どうして私に__」




ドオォォォン__








突然、大きな音がした。
何かが爆発するような音。








“ _はや、く、…… まど、__て!”








唯一聞き取れたのは、『窓』という単語。
言われるがままに、窓を見てみる。

すると勝手にカーテンが開く。途端、私は声も出ないほど驚いた。








「な…なに、これ……」








外の様子は、まるで “ 違う世界 ” かのように、おかしかった。



天からまばゆい光が漏れ、その光が地上にあたる。

地上は時が止まったように、ぴくりとも動かない。




声が出なかった。


頭の中に響く声の主は焦っているようだった。







“ 早く外に出て!!ここはもう危険。その家から離れるだけでいい。早く! ”







なぜか今度は、はっきり聞こえた。


でも、今はそんなの気にしていられない。



言われた通りに家を出た。
でもどこに行けばいいのか分からない。とりあえず学校の方向へ向かう。





とにかく、ただひたすらに走った。

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シノア(プロフ) - カズさん» ありがとうございます!今から速攻で作ってくるので!(30分はかかるけど←)少々お待ちください! (2015年11月29日 9時) (レス) id: 3b934ef546 (このIDを非表示/違反報告)
カズ(プロフ) - パート9楽しみにしまくってます!! (2015年11月28日 0時) (レス) id: c85cd56ee7 (このIDを非表示/違反報告)
シノア(プロフ) - 山ちゃんさん» 返信遅れてすみません!あれっ、勘づくの早すぎじゃないですか(笑)雪の正体は、まぁ後ほど…。好きだと言ってもらえて嬉しいです!遅い更新ですが頑張ります! (2015年11月18日 21時) (レス) id: 3b934ef546 (このIDを非表示/違反報告)
山ちゃん(プロフ) - すごい好きです!!この小説!!雪の本名って・・・ (2015年11月7日 16時) (レス) id: 3a7d5177e3 (このIDを非表示/違反報告)
シノア(プロフ) - ネタ切れ林檎さん» 返信遅くなってごめんなさい!まあ、ノリでなんとかなるよねきっと!(震え声) (2015年11月2日 9時) (レス) id: 3b934ef546 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もちもちシノア | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2015年6月28日 22時

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