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266時間目 ページ14

「ミカさん…ちょっと強引すぎやしませんか?」



「え〜?そう?」



「そうですよ!友達と下校中って見れば分かるでしょう?」








弁解するの大変なんですから!

と、軽く怒る。



ミカさんは家の前にいて、「おっそ〜い」と言って堂々と家に入った。
自由人すぎる!!









「ところでAちゃん。さっき一緒に帰ってた男の子……もしかして、彼氏?」



「え!?……そ、そうですよ?」








嘘をついてもバレるのだろう、と思った私は、笑顔で正直に話した。

対してミカさんは、ずっとニコニコ笑っていたのに、その笑顔が消えた。



そして少し意味ありげな声を出す。








「…………ふ〜ん。そっかぁ…そうだったんだ」








どうしたのだろう。

そう思って声をかけようとするが、制された。








「ねえ!その彼氏の男の子って、『暗殺教室』のキャラクター…だよね?」



「はい…そうですよ」







重い、真面目な声。
いつもより、少しトーンも低い。

ミカさんはまた口を開いた。








「いいなぁ〜。ミカもあんなイケメンと恋愛したーい」








先程とはうってかわって、元気で明るい声。笑顔も浮かんでいる。

いつものミカさんの調子。



つられて私も笑顔になる。








「ミカさんには時雨さんがいるじゃないですか。時雨さん、イケメンですよ?」



「時雨はダメ!アイツ無愛想だし無表情だし、口数も少ないし笑わない!仕事一筋の、仕事バカだもん」



「でもカッコいいですよね?」



「まあ、そうなんだけど〜…」








いつの間にか、恋バナに変わっていた。

結局最後まで恋バナしてしまい、ミカさんの『お話』は聞けなかった。





それでも、楽しかったからいいか、なんて。

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シノア(プロフ) - カズさん» ありがとうございます!今から速攻で作ってくるので!(30分はかかるけど←)少々お待ちください! (2015年11月29日 9時) (レス) id: 3b934ef546 (このIDを非表示/違反報告)
カズ(プロフ) - パート9楽しみにしまくってます!! (2015年11月28日 0時) (レス) id: c85cd56ee7 (このIDを非表示/違反報告)
シノア(プロフ) - 山ちゃんさん» 返信遅れてすみません!あれっ、勘づくの早すぎじゃないですか(笑)雪の正体は、まぁ後ほど…。好きだと言ってもらえて嬉しいです!遅い更新ですが頑張ります! (2015年11月18日 21時) (レス) id: 3b934ef546 (このIDを非表示/違反報告)
山ちゃん(プロフ) - すごい好きです!!この小説!!雪の本名って・・・ (2015年11月7日 16時) (レス) id: 3a7d5177e3 (このIDを非表示/違反報告)
シノア(プロフ) - ネタ切れ林檎さん» 返信遅くなってごめんなさい!まあ、ノリでなんとかなるよねきっと!(震え声) (2015年11月2日 9時) (レス) id: 3b934ef546 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もちもちシノア | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2015年6月28日 22時

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