152.たまにはこういうのも良い ページ9
千「いやーほんと助かったよ、青年。」
京「いえ、自分は正しいと思ったことをしただけなので！」
コ「わー…これ40分くらいみんな待たせちゃってるんじゃない？」
もうそんなに時間たってたの！？これもう文句の嵐じゃん、特に昴さんあたりが怖い。
千「あ、そうだ。青年もどうよ？」
コ「今からみんなで花火するんだ！京極さんもどうかな？」
京「じ、自分がお邪魔するのはどうかと…」
千「いーからいーから。」
京「えっ、ええ！？」
＿＿
＿＿＿＿
歩「あー！真お兄さんだ〜！」
元「空手の兄ちゃんだよな！」
車近くで私たちを待ってた待機班は散々文句を言いふらした後、私から袋を根こそぎ奪い取り花火を楽しみ始めた。
……どんだけ苦労して買ってきたと思っとんじゃああぁああ！！！
千「チッ！がらでもないことするんじゃなかった。」
コ「まあまあ。ほら、苦労して手にいれた花火だよ？」
千「その通りだよ！！何で遊ぶだけでチンピラに絡まれなきゃなんないの！？三歩歩けば事件じゃねーか！」
キャッキャと火花を散らして楽しんでいる様を見ていると余計舌打ちしたくなる。
昴「何ですぐ連絡しなかったんです？」
千「コナン君がチンピラに喧嘩ふっかけるから。」
コ「僕！？」
缶蹴り飛ばして挑発したのはこいつです。
コ「蹴ってみろって言ったの千紗さんでしょ！責任とんのはそっちだよ。」
千「責任なんてとってたまるかぁい！！」
シュボッ、と花火に火をつける。
灰「トラブル製造機ね。」
千「おのれッ！」
おかしいよ、誰か一人でも私たちの無事を喜ぶべきじゃない？
歩「千紗おねーさん！」
千「あ？」
はしゃいでたはずの三人組が駆け寄ってくる。
歩「歩美、みんなで花火したかったの！すごく楽しいよ、千紗お姉さんありがとう！」
しばらく黙った後、その小さな額に手を伸ばす。
＿＿ﾍﾟﾁｯ
歩「あうっ」
千「自惚れんじゃねー！ガキの火遊びのために私がこんなことするかっつーの。」
何か生暖かい視線を感じるけど知らん。
光「今度はこっちの変な形のにしましょう！」
そしてまた騒ぎ始める一行。
昴「ふふ、面倒くさいことは嫌いなのでは？」
千「面倒くさい人も嫌いですけどね。」
昴「なぜ私を見るんです？」
千「いででででで！！」
頬つねんな！！！
コ「千紗さんも充分面倒くさいよ。」ｹﾞｼｯ
千「いっだ！！…この野郎！！」
ちょ、放…、…おまえらぁあ！！！
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梗桔(プロフ) - とても面白いです。面白すぎて何度も読み返しています。更新を気長にお待ちしております。これからも頑張ってください！！ (2021年5月31日 16時) (
レス) id: 349cc19c1c (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - イアデビルさん» 好評&コメントありがとうございました！(*^^*) (2020年5月21日 22時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - アイスあるさん» 好評ありがとうございます！とても嬉しいです(TT) (2020年5月21日 22時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - ぺんぎん☆さん» 言い合いには力をいれてます笑、コメントありがとうございました！ (2020年5月21日 22時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - うたプリ大好き?さん» 嬉しいです！コメントありがとうございました！ (2020年5月21日 22時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pino | 作成日時：2019年8月9日 9時
