157.礼儀がなってないぞオッサン探偵 ページ14
コ「今…佐藤刑事の声聞こえなかった?」
千「何か…一瞬聞こえたね。」
毛「なぁに言ってんだ。」
まあ気のせいか!
__午後、私たち一行は共に"サクラサクホテル"に到着。
千「…エミリオ…ね。」
コ「え。珍しいね、千紗さんがアイドルの名前なんか覚えてるなんて。」
千「いや名前どころか会っt…何でもない!!」
コ「?」
バカか私は!余計なこと言ったらこいつが黙ってるわけないでしょ!
園「私、支配人呼び出してくる!」
千「支配人ヨビダシテクル!?」
蘭「呼びだすんだ…」
呼べ出せるものなの!!?
エントランスを抜けると園子ちゃんが受付まで走っていく。…ついでに毛利探偵も。
千「え…?ほんとに園子ちゃん節がすごいんだけど…」
蘭「ハハハ…」
コ「これはもう慣れだよ…」
千「慣れるものなの!?」
激しくつっこみをいれてると毛利探偵が受付の人にキメ顔で話し出す。
毛「ヴェスパニア王女毒殺未遂事件を見事解決した名探偵毛利小五郎だが。」
千「ヴェス…なに?」
蘭、コ「「あー…」」
千「いやなんで二人とも遠い目してんの何どゆこと。」
苦い思い出だったのか蘭ちゃんは私に掌を向けて何でもないのだとはぐらかした。…まあいいけど。
蘭「もう何してんの、お父さんがいきなり訪ねたって…」
コ「でもなさそうだよ。」
別のホテルマンらしき人が出てきて快く毛利探偵を案内した。
園「どういうこと?」
蘭「ってどういうことなのよ?」
いやその会話エンドレスだから!!
千「園子ちゃん、毛利探偵のことホテル側に話したりした?」
園「ううん、何も。」
コ「…」
千「…そう。」
何かあったなこれ。隣のチビを見下ろすと向こうも同じような感じでこっちを見た。
コ「行くよ!」
コナン君が走っていくその後を私たちはついていった。
__
___
毛「失礼しまーす!」
蘭「お父さんノックして…!」
いや礼儀なってなさすぎだろ。
扉を開けるとすぐに電話中の警部が出てきた。
蘭「あ、白鳥警部だ。」
目「毛利くん?」
毛「警部殿…?何でここに?」
中には美人マネージャーとお偉いさんらしきメガネの人…そしてエミリオ。
千「…警部達がいるからフロントマンは毛利探偵が捜査に呼ばれたって勘違いしたのかな。」
コ「その通り。でも何があったのか…」
千「よくないことが起こったのは確かだね。」
コナン君はおもむろにメガネに手をかける。
それほんとどうやって作ってんの?
158.ちゃんと推理しろオッサン探偵!!→←156.波乱の予感!まあ今更なんだけどね。
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梗桔(プロフ) - とても面白いです。面白すぎて何度も読み返しています。更新を気長にお待ちしております。これからも頑張ってください!! (2021年5月31日 16時) (レス) id: 349cc19c1c (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - イアデビルさん» 好評&コメントありがとうございました!(*^^*) (2020年5月21日 22時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - アイスあるさん» 好評ありがとうございます!とても嬉しいです(TT) (2020年5月21日 22時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - ぺんぎん☆さん» 言い合いには力をいれてます笑、コメントありがとうございました! (2020年5月21日 22時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - うたプリ大好き?さん» 嬉しいです!コメントありがとうございました! (2020年5月21日 22時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:pino | 作成日時:2019年8月9日 9時