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136.関係ない ページ41

〜千紗side〜

人質たちが外へと出る中、


灰「千紗さん…」

千「ん?」


カートと一緒にお買い物レッツゴーした時に拾った哀ちゃんが話しかけてきた。


灰「…巻き込んでしまって、ごめ」

「このッ、クソ女ァ!」


視界の端にうつったこわ面の男、銃を哀ちゃんに向けた。


コ「危ない!!」


__バン!


哀「ッ!」


銃声が響く。__いった…


哀「え…?」

コ「クソ!!」


コナン君がまたあの殺人キックをおみまいしたんだな…、……犯人の叫び声したもん。パタパタと駆け寄ってくる音、哀ちゃんは私の腕の中から抜け出した。


コ「千紗さん!!」

哀「う、撃たれ」

千「いってェェェェ!!!」


グワア!と起き上がると間抜け顔の二人。


千「鼻の次は顎かよ!!もしかしなくてもコレ割れてない!?やだよ私まだケツ顎になる覚悟とか決まってないんだけど!!」

コ「…うん……まあ、無事ならいいや…」

哀「…ええ…」

千「いや何その微妙な顔は!?顎打ったら痛いだろーが!!」


あ、パトカーの音。
その次はすぐに警察官がやって来て気絶した男二人を叩き起こして連行してった。




__



___





ただいま三人で帰路についてます。


千「あ"ー…お迎えにいったつもりが弾丸にお迎えされそうになるとか笑えないわ。」

コ「顎大丈夫?」

千「残念そうに言うな?」


無傷で済んだんだから喜べや。つか哀ちゃんめっちゃ黙りこんでる…もう博士んとこつくよ。


博「哀くん!」

灰「博士…」


家に入ると博士は哀ちゃんの帰還に喜んだ。


千「ジジィ…私らは空気か。」ボソッ

コ「見逃してあげて。」


帰ろうとすると晩御飯に誘われ、っつーかほぼ無理やり家の中に押し込まれて食事をとることになった。









千「おー、おいしそう。」

灰「千紗さんはソースをかけて。」


台所に二人でたつと黙々と準備を進めた。


灰「…千紗さんは…」


哀ちゃんが手を止める。


灰「私のこと、軽蔑しないの?」

千「はぁ?何で?」

灰「…親の研究をついで薬を完成させたのは私なのよ。」


__またそれか。









"俺と同じなんだよ"









千「……親は、関係ない。」


哀ちゃんは本日二度目のマヌケ顔。


千「親が勝手に始めたことに子どもがいちいち責任感じる必要ないでしょ。」

灰「!!」

千「ったく家出前からネチネチと…、めんどくさい女はモテないよ!?」


クラスに一人や二人いるもんだよこれは。

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pino(プロフ) - カノさまさん» 好評価&コメントありがとうございます!もっと面白さを増せるよう頑張ります! (2019年8月31日 22時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
カノさま - 面白い作品ですなぁ… (2019年8月31日 21時) (レス) id: a6daf906d1 (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - ののいろ系女子さん» ファン…!?好評価とコメントありがとうございます!楽しんで頂けて何よりです!(*^^*) (2019年7月13日 14時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
ののいろ系女子 - 凄くおもしろかったです!もうファンです!至急好評価してきます! (2019年7月13日 11時) (レス) id: 8fb3eabd58 (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - ミキさん» 好評ありがとうございます(TT)、これからももっと面白く出来るように努力します! (2019年7月9日 21時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:pino | 作成日時:2019年2月20日 0時

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