【名探偵コナン】お前ら…私を巻き込むんじゃねェェェ！！！part3

139.この姉弟喧嘩はほぼ戦争 ページ44

園「いいじゃんいいじゃん、四人で食べれば無くなるでしょ！」

蘭「千紗さん、このコップ使いますね。」

千「おー。」


台所にいる蘭ちゃん、お菓子やら何やらが積み上げられている机を囲む私とメガネともう一人のJk。


園「そーそー！冷蔵庫にケーキ入れてたんだよね〜！」

蘭「え？どこ〜？」

千「うん、もうここ君らの家？いつの間に冷蔵庫いじってたの？」


逆に何か私がお邪魔してる気持ちになるわ。紅茶を飲みながら台所に立つJk二人を横目に見た。


コ「邪険に扱う割には歓迎してくれるんだね。」

千「はぁ？」


隣でオレンジジュースを飲んでいたコナン君がニヤニヤしながら言ってきた、はっきり言って気持ち悪い。


コ「前来たときにはなかった座布団が四人分用意してあるし、部屋も小綺麗にしてあるよね。」


こいつ……
ぐしゃりとその頭を上から強めに押さえた。


千「変な所で探偵頭脳使うんじゃない、つかじろじろ見んなや！」

コ「あはは照れちゃ、ってぇええぇ！！」

千「あはは調子づいちゃってぇ。」


グリグリと頭を撫でる。すると視線を感じて振り向いてみるとJkたちがこっちを見つめていた。


千「…なに、どしたの？」

蘭「いやあ…ね？」

園「うん。」


…何々、何で顔見合わせてんの。


園「ほーんと二人って仲良いよね〜。」

蘭「そうそう、もう姉弟だよね！」


ハァ！！？私とこのガキが…


千「冗談じゃないよ！つかそれ昴さんと樹と安室さんにも言われたんだけど何の嫌がらせ！？」

コ「な…嫌がらせってどーいう意味だ！」

千「そのままの意味だけどォ！？おまえみたいな生意気なませガキはお断りだよ！」

コ「ませガキ言うな！だったら千紗さんだって怪力な上に意地汚い人でしょ！？人のこと言えないじゃん！」

千「いや怪力関係ねェだろ！！つか誰が意地汚いだこのメガネェェェ！」

コ「ぐぁぁぁ放せェェ！」


言わせておけば好き勝手喋りやがって！首根っこ掴んでぶんぶん振ってるとまた二人が笑い始めた。


園「あっははは！それが姉弟みたいだって言ってんのよ！」

蘭「ふふふ、よかったねコナン君。」

コ「蘭姉ちゃん僕の状況ちゃんと見て言ってる！？」


みんなも私達が姉弟とかあり得ないよね？そう思うでしょ！？


園「さっ！もう姉弟喧嘩はやめて電気を消して頂戴！」

千「いやだから！姉弟なんかじゃ……、って…何で電気？？」

コ「ハッ…ハァ…や、やっと収まった…」


振るのをやめるとコナン君は地面にへたりこむ。

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