【名探偵コナン】お前ら…私を巻き込むんじゃねェェェ！！！part3

112.キャメル捜査官の失態 ページ17

赤「キャメル、中に入れ。」

キ「了解！」


ズンッと巨体が動く。


＿＿ｶﾞﾝｯｯ


キ「あ、」

コ「あ、」

千「いあァアアァア！！！」


ｷﾞｬｱｱと断末魔が響く。
部屋に入るとき、天井の仕切りに思いきり後頭部を強打。


千「おまっ…、バカァ！！？屈めよ！！テメェの体のデカさぐらい把握しとけやボケェ！！！」

キ「す、すみません！」


クッッソ痛ェェ！！
巨体の男は焦って私に謝った。


赤「もういいぞキャメル。」

キ「了解！」

コ「あっ、」

キ「あ、」


そして私はそのまま地面に落下。
体に衝撃がはしる。


千「痛いわァアアァ！！私を俵か何かだと思ってたんか！？何が『了解！』だ！！なんも理解出来てねーだろうがァァ！！」

キ「すっ、すみません！」


もう涙ちょちょぎれてるんですけど。


コ「千紗さん大丈夫？」

千「これが大丈夫に見える！？着いてこいって言われてついてきたらゴツい外国人に担がれて後頭部強打するわ落とされるわ、コレ傷害罪だよもう！！」

赤「………、……ｯﾌ」

千「今笑った？」


軽く…、いやドロドロした殺意が湧いたんだけど。


赤「とにかく君も座ってくれ。」

千「……ハァ…」

コ「まぁまぁ」


コナン君が私を宥める。
何でもいい歳した大人が小一に宥められてるんだろう。


赤「俺は赤井秀一、公務員だ。」

コ「赤井さん！！？」

キ「赤井しゃん！！？」

千「いッ！？いでででで！！おいっ外国人！耳ッ、耳潰れる！！！」


ｷﾞﾁｷﾞﾁ…と両耳を両サイドから塞がれた。力強すぎて頭割れる！！


キ「ハッ…、すいません！」

赤「大丈夫だ、キャメル。」

千「何も大丈夫じゃねーよ！お前の部下ちょっと常識ってのがなってないんじゃない！？」









〜コナンside〜


千「銀髪の黒服男？」

赤「ああ。」


赤井さんから奴ら関係の情報が入ったと言われて今日は一緒にいた。でも……どうやら千紗さんの巻き込まれ体質は酷いらしい、赤井さんも自分の素性を明かして彼女から何らかの情報を聞き出そうとしている。

銀髪に黒服って…完全にジンだろ。
赤井さん、そんなこと聞いてどうすr…


千「会いましたよ。だいぶ前に…いや…そんな前じゃなかったけ？」

コ「えええ！！？」

千「うお！？」


思わずズイッと隣に座っている千紗さんに詰め寄る。


コ「どこで！！いつ！？どういう経緯で会ったの！！！」

千「え、いや経緯っていうか…偶然っていうか、」

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