156.怒りパラメーター上昇中 ページ11
夜「あんたらと同着とは…！！」
いや到着は私の方が早かったけど。
焦「おまえは救護所の避難を手伝ったらどうだ、"個性"的にも適任だろ。こっちは俺たちがやる。」
夜「ムムム…」
横目で両方の様子を伺う。
蛍「…士傑の人！協力しよう。」
夜「…」
あちらも制圧力の強い"個性"、救護所の方はきっと他の人たちが続々と集まってるはず。なら、守備が手薄なここで敵の足止めを優先。
蛍「数多い部下たちを相手するから、気にせず二人はリーダーを潰してほしい！」
上にいる彼にも届くように声をかける。
焦「ああ…わかった。」
言っている間にもギャングオルカの配下たちは横からチョロチョロと少しずつ、でも着実に救護所へ向かおうと走ってきている。
蛍「行かせない。」ﾊﾟｷﾊﾟｷﾊﾟｷ
「い"ッ…！？」
「足が氷で…！」
＿＿数を減らして戦力を削る。
私に出来るだけの最大をしよう、ヒーローになるために。
夜「何で炎だ！！熱で風が浮くんだよ！！」
焦「さっき氷結を防がれたからだ。おまえが合わせてきたんじゃねぇのか？俺の炎も風がで飛ばされた。」
夜「あんたが手柄を渡さないよう合わせたんだ！」
は？何でそうなるの。
敵を前に口論を始める二人。
焦「は？誰がそんな事するかよ。」
夜「するね！」
蛍「もういい…兄さん、アレは相手にしちゃだめ。」
明らかにイラついてる兄さんへ言い聞かせるも表情は変わっていない。
夜「だってあんたらはあの＿＿エンデヴァーの子供だ！」
＿＿＿
焦「さっき…から、何なんだよおまえ。親父は関係ね、え"ッ」BLAM！
蛍「！」
べちっと泥のようなものが兄さんの肩に当たる。
「セメントガン！すぐ固まって動けなくなるぜ！」
「論外だな…！ケンカを始めるとは。」
一人が武器を使うと続々と他もそれを手に取り付け始める。
「この数相手に一人で応戦するつもりか？」
「くらえっ、セメントガン！」
身を低くして打ってきた敵へ突進する。
「グエッ…！」ﾐｼｨ
蛍「ふんッ…！！」
そして思いきり腹パン。
「やっちまえ！！」Bang！！
蛍「ッチ…」バキバキバキ！
ベシャベシャと氷壁にセメントがぶつかる音がする。こう集中砲火されたら攻めづらい。
緑「スマッシュ！！」
蛍「緑谷…！」
緑「大丈夫！？轟さん！」
蛍「助かったよ。」ｼﾞｭｳ
体温調節しながら背中合わせになる。
緑「もう少し頑張ろう！！すぐに増援がくる！」
お互い拳を握りしめた。
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pino(プロフ) - うさぎさん» 好評とても嬉しいです！コメントありがとうございました！ (2020年5月24日 16時) (
レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ - とても面白いです。話の展開がとても好きです。応援しています。 (2020年5月8日 3時) (レス) id: 1ab5dd9ceb (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - セイラさん» 好みに合っていてよかったです！(*^^*)コメント&応援ありがとうございました！ (2020年5月7日 11時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
セイラ(プロフ) - めちゃめちゃ面白かったです！！話の展開がとても好みでした。大変だとは思いますがこれからも頑張ってください！応援しています！！ (2020年4月26日 4時) (レス) id: 5ca5505410 (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - イマツギさん» 応援ありがとうございます！一応同時進行で書いているんですがどうしても更新が偏ってしまいますね…、早く更新できるよう頑張ります…！ (2020年1月23日 19時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pino | 作成日時：2019年11月2日 17時
