103.急展開 ページ7
「ヒーロー科の実力者にこんなにも会えるなんて！感激です！」
蛍「…兄さん達に何をしたの？」
ギリギリと腕を掴む力は強い。
「ふふふ、君のご友人とお兄さんにはちょーっと私の趣味に付き合ってもらおうと思いまして。」
焦「オイおっさん敵…、蛍から今すぐ離れろ。」
爆「クソ敵が…！！」
敵…、なら問題ないか。
「！」
右拳を固く握りしめて中年男性の顔面へ。
「おっと危ない！」
蛍「！？」
爆「ぅ、お！」
敵は咄嗟に私を兄さん達の方へ投げとばした。
蛍「！？」
爆「あ"あ"！ンでテメェまでくっついてんだァ！！」
爆豪にぶつかると何故か体が離れない。
焦「オイ爆豪…なに蛍の胸触ってんだ凍らせんぞ。」
爆「誤解するようなこと言ってんじゃねぇよボケ！！腕にこいつの胸が当たってるだけで俺が被害者だわ！！」
焦「蛍を加害者みてぇに言うな。」
爆「何て言ったらてめェは納得すんだブッ飛ばすぞ！」
蛍「どうなって…、体がくっついて離れない。」
この"個性"は一体…。
「ああ〜美しい！二人でダンスを踊っている所に美しいレディが参戦とは！これは写真を撮らねば…！」
爆「やめろ変態ヴィランがァァ！！」
蛍「…いい趣味してる。」
焦「チッ…おい爆豪、蛍…。」
そっと私たちに耳うちする兄さん。
焦「幸い俺らの足はまだ密着してねぇ…、タイミングを合わせて路地に逃げ込むぞ。」
ということは…奴に"見られてる"ことで"個性"が発動されてる？
爆「そうすりゃ奴の個性が解ける…！」
ビンゴ。
変態ヴィランは嬉々として写真を撮っている。
焦「3、2、1のタイミングで走るぞ…。」
蛍「…わかった。」
3…2…、1…！！
「しかし僕が三人の足を引っかけて転ばせる。」
爆、焦「ぐあっ！」
蛍「わっ…！」
ドテーンと転ぶ私たち。
パシャパシャとカメラをきる変態ヴィラン。
爆「足まで密着しちまったぞクソがァ…！！」
蛍「ッ動けない…」
「ね？言った通りでしょう？僕の"個性"は大した事ないですが、見方によってはこれほど恐ろしいものは無いと。」
何か打開策を…。
「例えば僕が拳銃を取り出して引き金を引けば貴方達の命は尽きる。＿＿ジ・エンドです。」
カメラを構える敵は高笑いする。
「安心して下さい！そんな事は絶対にしません。僕は血が苦手なんです、見たくもありません。」
爆「あァそうかよ！」
「ですから貴方達には死よりも辛いめに合って貰います。」
焦「何をする気だ…！」
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pino(プロフ) - 紗菜見さん» 本当ですか！？感動してもらえてすごく嬉しいです…！！コメントありがとうございました！ (2019年8月18日 18時) (
レス) id: 959de6d87f (このIDを非表示/違反報告)
紗菜見 - この小説めっちゃ感動できる！！！(TДT)更新頑張ってください！ (2019年8月18日 15時) (レス) id: 60662f9996 (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - イマツギさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！(TT)全力で頑張ります！！ (2019年8月18日 8時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
イマツギ(プロフ) - 早く続きが見たいですね!!更新頑張ってくださいm(_ _)m (2019年8月18日 2時) (レス) id: 55b7647faa (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - こころさん» コメントありがとうございます！更新がんばりますね…！(^-^) (2019年8月1日 19時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pino | 作成日時：2019年5月15日 15時
