100.過保護な兄 ページ4
焦「これが落ち着いてられるか。明らかに試験の範疇を越えてるだろ、やりすぎだ。お前らだけ異様に傷が多いみてぇだし……相手はオールマイト先生だってな。大丈夫だ蛍、俺が今すぐ抗議に…」
緑「落ち着いて轟くん！？」
私の両肩を掴んでこわい顔をする。
飯「オールマイトが相手か…」
麗「でもオールマイト相手に合格しちゃうなんてやっぱりデクくんと蛍ちゃんすごいよ！」
蛍「ほとんどやられっぱなしだったけど。」
緑「ははは…結局僕らはこの通り、ボコボコにされちゃったしね…。」
皆が帰った教室で談笑している人達をよそにまだこわい顔をしてる人。
焦「よくも蛍を…、やっぱり職員室に乗り込んで抗議して蛍が受けすぎた傷の倍、俺が返してやる…。」
飯「いやいや轟くん！逆にとらえてみたまえ！オールマイト先生は教育熱心だということもわかってこないかい？」
腕をかくかく振りながら兄さんをセーブする飯田。
焦「そうだな…飯田…、……過激な教育がどんな結果を生むのかわからせてやろう。」
飯「逆効果！？」
麗「はやまらんとって轟くん！？何しに行こうとしとるんよ！？」
席を立とうとする兄さんを止める三人。
麗「でもオールマイト先生やっぱりすごかった？どんな風に戦ってたの！？」
蛍「…麗日さんの想像通りだと思う。」
緑「基本何でもござれ…って感じ、ほんとにすごかった。それでも勝てたのは轟さんとかっちゃんのおかげだよ。」
ありがとう、と言われた。
蛍「…試験に合格するためだから。」
麗「もう〜！蛍ちゃん照れとるん？かわいいなこの〜！」
焦「おい麗日、あんま蛍に抱きつくな。傷だらけなんだ。」
麗「轟くん守備範囲広い…。」
サッと私と麗日さんの間に腕を伸ばした兄さん。
蛍「…帰る。」
席を立って鞄を手に取る。
飯「ウム！少し話しすぎたな！」
轟「日が暮れてきてる、帰るか。」
麗「ああ〜、今日も疲れたね〜〜。」
緑「あ、飯田くん。今日教室の鍵は閉めなくて良いって先生言ってたよ。」
……何で一緒に帰る方式になってるの。
＿＿
＿＿＿＿
冬「うわ！派手にやったね…。」
目の前には驚いた顔。
焦「蛍、無理すんなよ。何か不自由があったら俺に」
蛍「無いよ。」
冬「ヒーロー科ってそんな怪我もするのね、大丈夫なの…？」
蛍「また学校でリカバリーに治癒してもらうからすぐ治る。」
焦「チッ…、やっぱり俺が然るべき報いを…」
冬「焦凍なに言ってるの？」
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pino(プロフ) - 紗菜見さん» 本当ですか！？感動してもらえてすごく嬉しいです…！！コメントありがとうございました！ (2019年8月18日 18時) (
レス) id: 959de6d87f (このIDを非表示/違反報告)
紗菜見 - この小説めっちゃ感動できる！！！(TДT)更新頑張ってください！ (2019年8月18日 15時) (レス) id: 60662f9996 (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - イマツギさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！(TT)全力で頑張ります！！ (2019年8月18日 8時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
イマツギ(プロフ) - 早く続きが見たいですね!!更新頑張ってくださいm(_ _)m (2019年8月18日 2時) (レス) id: 55b7647faa (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - こころさん» コメントありがとうございます！更新がんばりますね…！(^-^) (2019年8月1日 19時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pino | 作成日時：2019年5月15日 15時
