120.どんな時も冷静に ページ24
《皆！！！》
緊迫迫るマンダレイの声で今の状況が"非常事態"だということを察せられる。
《敵二名襲来！！他にも複数いる可能性アリ！動ける者は直ちに施設へ！！会敵しても決して交戦せず撤退を！！》
敵が何でここに…！ここを知る人は限られてるはず…！！
蛍「っゲホ…、今はとりあえず撤退を…ゴール地点を避けて戻らないと…！」
さっきの中間ポイントにはラグドールがいる、プロに任せよう。
有毒の霧を吸わないように私は走り出した。
＿＿
＿＿＿
〜焦凍side〜
B組の奴を背負って爆豪と歩く。
焦「いつ敵が出てくるかわからねぇ、急ぐぞ。」
爆「指図してんじゃねぇ…！」
他の奴らも心配だがとりあえず離脱が優先だ。
「あぁ…綺麗だ、綺麗だよ…」
正面に人影が一つ、だが様子がおかしい。
爆「おい…俺らの前を行った奴は…」
冷や汗が流れる。
目の前の奴が眺めているのは＿＿＿＿切り落とされた腕。
焦「蛍…！」
ぶつぶつと呟きながら不気味ななりをした奴はこっちを振り返った。
爆「交戦、すんなだぁ…！？」
「肉ゥ…見せてえ！」
次の瞬間そいつから何か白く鋭いモノが伸びてきた。
焦「チッ…！」ﾊﾟｷﾊﾟｷ！
爆「ンの野郎…、ブッ飛ばす！！」
殺気だつ爆豪を抑え、敵の猛攻から身を守るっているとマンダレイのテレパスで戦闘許可が下りた。そんなことがしばらく続いた時だった。
《敵の狙いの一つ判明！生徒の"かっちゃん"！！"轟さん"！！"かっちゃんと轟さん"はなるべく戦闘を避けて！単独で行動しないこと！！＿＿わかった！？"かっちゃん"！"轟さん"！》
爆豪はお構い無しに敵へ突っ込むが攻撃されそうになり俺が氷壁を作る。
焦「不用意に近づくな！聞いてたか！？おまえ狙われてるってよ。」
爆「かっちゃかっちゃうるっせんだよ…！頭ん中でぇ…！！」
蛍は無事なのか…？いや、この場をどう切り抜ける！？
爆「クッソどうでもいいんだよ！！」
またこいつは不用意に…！呼び止めようとした。
爆「ッ！？」ｸﾞｲｯ
俺が出したのとは別の氷壁が目の前に形成される。
蛍「どうでもよくない。…いい加減感情的になるのはやめた方がいい。」
爆豪の首根っこを掴んで見下ろしていた。
焦「蛍、良かった…」
爆「テメェ引っ掴んでんじゃねェぞ！」
蛍「突っ込んでいった所で迎撃される、それもアレは相当な場数を踏んでる…冷静な対処をするべき。」
爆「わーっとるわ！！」
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pino(プロフ) - 紗菜見さん» 本当ですか！？感動してもらえてすごく嬉しいです…！！コメントありがとうございました！ (2019年8月18日 18時) (
レス) id: 959de6d87f (このIDを非表示/違反報告)
紗菜見 - この小説めっちゃ感動できる！！！(TДT)更新頑張ってください！ (2019年8月18日 15時) (レス) id: 60662f9996 (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - イマツギさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！(TT)全力で頑張ります！！ (2019年8月18日 8時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
イマツギ(プロフ) - 早く続きが見たいですね!!更新頑張ってくださいm(_ _)m (2019年8月18日 2時) (レス) id: 55b7647faa (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - こころさん» コメントありがとうございます！更新がんばりますね…！(^-^) (2019年8月1日 19時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pino | 作成日時：2019年5月15日 15時
