129.戦闘開始 ページ33
何をされた？
「俺の"個性"は"空気砲"…、まぁ聞いた限りだと弱そうだよな？でも……これが以外と危ないモンなんだぜ？簡単に人間をぐちゃぐちゃに出来るんだからなァ？」
試しにその敵は自身の横にある柱へ向けて手をかざした。
＿＿ﾄﾞｺﾞｫ！！！
蛍「！！」
ガラガラガラ…、呆気なくそれは瓦礫と化した。
「まともに当たればこれと一緒になるぜ。」
蛍「狙いは何…！？」
「狙いィ？ンなもんお前らの奪還に決まってんだろ、なのに手ェ放しやがって…お陰で爆発野郎は取り損ねちまった。」
蛍「"大事な駒"にこんな事していいの？」
「ハッ！あのボスはもういねェ！だったらちょっとくらい俺の好きにしたっていいだろ？なァ…俺と遊ぼうぜ。」
笑みを浮かべながらこちらに手をかざすとたちまち何かもやもやした塊がこちらへ目にも止まらぬ速さで襲ってくる。
蛍「ッ！！」
そこから飛び退くと後ろの柱にクレーターが出来た。
「お？よく避けたなァ、この速さを読みきるなんてな。」
読みきるなんてこと出来るはずない。見てから避けるじゃ遅い、私の反射神経に頼るしかない…！！
蛍「凍れ…！！」ﾊﾟｷﾊﾟｷ！！
スピードならこっちも負けてない！瞬く間に氷は相手へと伸びていくも
「効かねぇ！！」
バキバキ＿＿！！
蛍「くッ…！」
氷を出した所で"個性"で無効化される…！
蛍「…」foosh！！
ここじゃ誰かの救援は望めない…、さっきの戦場よりそこまで離れてないどこかの廃ビル。
「ははは！面白ぇ！どんどん打っていくから避けろよ！？」
ドン
ドン
ドン
ドン
蛍「〜ッ！！」
空気の塊がこちらに向かって放たれる。避けッ…きれない！！
蛍「う"あ"っ…！」ﾄﾞｯ
速すぎる…！
体に当たるとコンクリートの柱にそのままぶつかり、背中に激痛が走る。
ゴロゴロと地面に転がると額から血が垂れてきた。
「実力者じゃなかったのかァ？」
考えろ、勝機を掴め…！立ち上がり敵へ向かって走り出す。もちろんその間、空気砲は私へ向かって放たれる。
ﾊﾟｷﾊﾟｷ！！
遠距離が無理ならどうにか近づいて攻撃するしかない。
"個性"を使って奴の懐へ潜り込む…！！
「チッ…！」
前傾姿勢のまま近づいたその腹に重たいのを一発入れてやろうと拳を固く握りしめる。
蛍「くッ…」
あと一歩の所で吹き飛ばされた。いや＿＿待て…。ストンと地面に着地して自分の体に手を当てる。
＿＿さっきより、それほどの威力がない…。
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pino(プロフ) - 紗菜見さん» 本当ですか！？感動してもらえてすごく嬉しいです…！！コメントありがとうございました！ (2019年8月18日 18時) (
レス) id: 959de6d87f (このIDを非表示/違反報告)
紗菜見 - この小説めっちゃ感動できる！！！(TДT)更新頑張ってください！ (2019年8月18日 15時) (レス) id: 60662f9996 (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - イマツギさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！(TT)全力で頑張ります！！ (2019年8月18日 8時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
イマツギ(プロフ) - 早く続きが見たいですね!!更新頑張ってくださいm(_ _)m (2019年8月18日 2時) (レス) id: 55b7647faa (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - こころさん» コメントありがとうございます！更新がんばりますね…！(^-^) (2019年8月1日 19時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pino | 作成日時：2019年5月15日 15時
