95.これが世界一の力 ページ48
爆『ア？一応可能だが……まさか、』
蛍『相手もゲートへ向かってるだろうからいつか鉢合わせする。その時に奇襲しよう、それを緑谷に…』
爆『なんッでこいつに貸さなきゃなんねんだァ！？』
緑『僕が？かっちゃんでも良いんじゃ…』
蛍『爆豪が攻撃を仕掛ける→隙をついて緑谷が籠手でぶっ飛ばす→すかさず私が大氷壁を形成……、とれだけ時間を稼げるかわからないけど。』
緑『なるほど…体育祭の大氷壁だね！』
爆『無視かゴラ！！』
走りながら怒なる爆豪。
緑『でもそのあとは？…僕らが仮に足止め出来たとしても追いつかれる可能性の方が大きいよね。』
蛍『そうだよ、ほぼ確実に追いつかれる。だからその時は…＿』
爆『そん時ゃ俺の籠手で吹っ飛ばす。それでいんだろ？』
蛍『その通り。』
＿＿
＿＿＿
「ハッ…ハッ…」
三人で走り続けてようやくゲートが見えてきた。
緑「もうすぐだ！もう！すぐそこ！脱出ゲート！」
爆「ここも建物や塗装が壊れてやがる…」
蛍「入口ゲートからの爆風がここまで届いてる証拠だよ…。」
爆「っザケやがって…！」
両隣の二人もボロボロ。
緑「オールマイト追ってくる様子ないね…まさか気絶したとか…」
蛍「格上No.1の心配をするなんて余裕だね、緑谷。」
爆「散々倒せるわけねぇつっといて何言ってんだアホが、あれでくたばるハズねぇだろクソ。」
私と爆豪の言い分に何も返せない緑谷。
爆「次もし追いつかれたら今度は俺の籠手で吹っ飛ばす。」
「うんうん」
蛍「がッ…！」
オ「それでそれで！？」
背中に走る痛みと共に地面に打ちつけられる体。……ま、ずい…頭を打った、…意識、が。
視界の端にうつったのは籠手を破壊される爆豪の姿だった。
オ「何を驚いてるんだ！？」
緑「速すぎる…！」
オールマイトは緑谷を左手で捕まえ、爆豪はすぐ目の前で足の下敷きになってる。
オ「さぁ…くたばれヒーロー共！！」
爆「っづ…、おいクソ蛍…！何とか…言えや、何寝とんだ…！！」
オ「あぁ…頭を打ったのかな。軽く気絶しちゃうんじゃないか？」
ボヤける視界と共に瞼が重くなる。
思考が霞がかる。
オ「よし、埋めるか！」
目の前に広がる"圧倒的な力"の差。
強い……これがNo.1…これが世界一の力。
簡単にねじ伏せられた、三人とも。弱い…、まだまだ弱かった。
緑「っそ…！！このっ！こっの…！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ
オ「おいおい何て顔だよ少年。」
緑谷…、
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pino(プロフ) - 桜さん» エンデヴァーって絶対親バカだと思うんですよね…笑 (2019年7月3日 20時) (
レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - エンデバーw親バカw (2019年7月3日 20時) (レス) id: 7bef5e0dd1 (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - 美加代さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！(TT)頑張ります！ (2019年5月6日 8時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
美加代 - めっちゃ面白いです！もう毎日更新楽しみに待ってます！これからも応援してます！頑張って下さい！ (2019年5月6日 6時) (レス) id: 3ef79b5796 (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - 南風さん» 漢字難しい…！コメントありがとうございます！更新頑張ります！！ (2019年4月21日 19時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pino | 作成日時：2019年3月15日 16時
